『コーダ あいのうた』がミュージカル化決定!手がけるのは「デフ・ウェスト・シアター」

2022年3月24日(木)11時37分 シネマカフェ

『コーダ あいのうた』(C) 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS

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3月28日(日本時間)に開催される第94回アカデミー賞で、作品賞、助演男優賞、脚色賞の候補となっている『コーダあいのうた』が、ミュージカル化されるという。「Variety」誌が報じた。

同映画を製作した「ヴァンドーム・ピクチャーズ」と「パテ・フィルムズ」が、トニー賞作品を生み出した「デフ・ウェスト・シアター」と提携し、舞台版『コーダ あいのうた』を製作する。

「デフ・ウェスト・シアター」は1991年、ロサンゼルスのろう者と難聴者の文化生活を豊かにすることを目的として、聴覚障害を持つ俳優のエド・ウォーターストリートによって設立された手話演劇カンパニー。

同劇団の芸術監督DJクルスは、「私たちの組織の使命は難聴者と健聴者のコミュニティーを芸術的な橋でつなぐこと。その両者を結び付ける物語を新たなミュージカルという形で作る旅に参加でき、とても楽しみですし光栄に思っています」とコメントしている。

映画の『コーダ あいのうた』は、2014年のフランス映画『エール!』のリメイク作品で、家族の中でたった一人の聴者である少女ルビーの物語。サンダンス映画史上初の4冠獲得、今年の賞レースでたびたびノミネートや受賞のニュースが報じられた。

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