“サクラのプリンス”久々に笑顔の花 内川幸太郎、3連続アガリで見せた意地「今日は恵まれていました」/麻雀・Mリーグ

2025年3月26日(水)7時25分 ABEMA TIMES

 気迫に満ちた闘牌だった。KADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎(連盟)が3月25日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」の第1試合に登板。3連続を含めた計6回のアガリで今期4勝目を飾った。

【映像】他を突き放した内川幸太郎、親番での価値ある満貫シーン

 前回登板時は2着。5戦ぶりの連対だった。当試合は起家からセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)、内川、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)の並びで開局。復調気配の内川は東1局1本場、竹内が3筒と一万を暗カンした中、「今にも元太さんが来そうなので。待ちの形というより打点」とカン七万待ちで攻め、リーチ・ツモ・タンヤオ・ドラ・裏ドラの満貫・8000点(+300点、供託1000点)をアガった。

 東2局では竹内が満貫・8000点をツモって逆転されるも、親番の東3局では發・赤の2900点を獲得してトップ目に再浮上。東3局1本場では好配牌を打ち進めて、リーチ・一発・赤の7700点(+300点)を加点した。続く東3局2本場でも7巡目にリーチ。数巡後にアガリ牌を引き寄せ、リーチ・ツモ・赤2の親満貫・1万2000点(+600点)を成就させた。

 東3局3本場は仲林の1人テンパイで流局するも、東4局4本場では北・赤の2000点(+1200点、供託2000点)を奪取。南1局と南2局では2600点(供託2000点)、7700点と萩原に連続で放銃したが、南3局では一気通貫・赤の3000点をアガり、そのまま逃げ切り勝利を決めた。

 「ありがとうございます」。試合後に表情を崩した内川は、一瞬、笑ったように見えた親番の南3局開始時について問われると、「東場の最終親番はちょっとブレーキ気味で狭めたんですけど、南場があるから、最低条件でトップというのがあった。(2着目と)2万点離れてこの親番、『今日イチお願い!』と強欲に行ったら今日イチの最悪の配牌が来て、『ほぉ』って思った」と心情を説明。結果的にアガリに結び付いたことで、「ツモがすごく良かったので。配牌が悪くても、ツモが良ければね…」と振り返った。

 1月16日以来、実に2カ月以上ぶりの4勝目だ。「本当に今日は恵まれていましたね」。サクラのプリンスには、やはり笑顔がよく似合う。

【第1試合結果】

1着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)4万3600点/+63.6
2着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)2万800点/+0.8
3着 セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)1万8600点/▲21.4
4着 TEAM雷電・萩原聖人(連盟)1万7000点/▲43.0

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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