『ぽかぽか』毎日生歌唱のSHOW-WA、激動の3カ月で変化「自分自身も知らない自分がいる」「遠慮を取っ払った」

2024年4月4日(木)13時50分 マイナビニュース

●人生の中で一番の思い出に
フジテレビ系バラエティ番組『ぽかぽか』(毎週月〜金曜11:50〜)で、1月から毎日エンディングに歌唱していた秋元康プロデュースの昭和歌謡グループ・SHOW-WAが、ファン1,000人の集客を目指すイベントが、3月30日に同局湾岸スタジオで行われ、目標を大きく上回る2,156人を集めて見事成功を収めた。
1回の公演で収容しきれず、計3公演にわたりステージで熱唱したSHOW-WAのメンバーが、イベント終了後にインタビューに応じ、激動の3カ月で起きた変化などを語ってくれた——。
○「もっともっと皆様に寄り添えるグループに」
——イベントを終えた今のお気持ちをお聞かせください。
元大手企業勤務・塩田将己:今日、2,156名の方々が集まってくださって。今までの僕の人生の中で、こんなにたくさんの方々の前で歌うことってなかったんですね。だから夢をあきらめかけていたときに、「夢をあきらめるな! オーディション」に出会って、こうして今、この景色を見られている。そしてそれをメンバーとスタッフの皆さんと、ともに分かち合えている。ですから、長い時間をかけて応援してきてくれたファンの方々には、もう感謝の気持ちしかなくて。これからは、その恩返しができるように、もっともっと必死に頑張らなきゃいけないなって思いますし、やっと今日、スタートラインに立てたので、ここからさらに気を引き締めていきたいと思っています。
料理研究家・寺田真二郎:目標が達成できたのは、やっぱり、『ぽかぽか』に毎日出演させていただいていることで、たくさんの方が僕たちを知ってくださった、ということが一番大きいと思います。そしてさらに、1,000人(集客)を達成しようということで、ファンの皆様が、いろんなところで拡散してくださったりとか、いろんな応援をしてくださったからこそ達成できたんだ、とも思います。決して僕たちが頑張ったとかじゃなくて、皆さんが頑張ってくださった結果だと思っております。
元テレビ技術者・井筒雄太:本当に今日に至るまで、すごくいろんな意味でドキドキしていたんですけれども、幕が下りた瞬間に、1,000名のお客様がいらっしゃるのを見て、そして最終的に1,000人を超えて、2,156名の方々が来てくださったということで、皆様の存在の大きさを、より肌で感じることができた1日でした。「今日来たかったけど、来られなかった」という方も、SNSで応援してくださっていて。なのでもっともっと、いろいろ活動を広げていって、全国の皆様に恩返しができるような、そして、もっともっと皆様に寄り添えるような、そんなグループになりたいと改めて思った1日でした。
元運転手・山本佳志:本当に率直に、楽しい時間でした。あっという間に過ぎました。始まる前は、緊張がすごくて…。緊張というか、ソワソワというか、独特の空気感の中、開演まで過ごしたんですけれども、幕が開いてからは、あっという間の3回公演で、お客様からたくさんのエネルギーを頂きましたし、スタッフの皆様の愛情も感じました。今までやってきたことが実ったのかなって、少し自信がつきました。すごく楽しかったです!
元ボーカルグループSOLIDEMO・向山毅:僕たちは、まだメジャーデビューもしていないグループで。そんな結成してまだ間もないグループが、こうやって『ぽかぽか』という番組に、3カ月も毎日出演させていただいて、生歌唱させていただいたり、特集を組んでくださったり、SHOW-WAのために、いろいろと動いてくださったスタッフさん、そしてそれを見て、僕たちを応援してくれるようになったファンの皆さん、本当にたくさんの方々が、僕たちに今日みたいな機会をくださったんだと思うし、すごく恵まれた環境でやらせていただいたと思っています。4月からもまた出演させていただけることが決定したので、より気を引き締めて、今の自分たちに甘んじることなく、もっともっと頑張っていきたいと思っております。
元Jリーガー・青山隼:1月8日から『ぽかぽか』に参加させていただきまして、番組の中で、いろいろな目標ですとか、テーマを決めていただいて、そこに毎日向き合える環境があったということは、僕たちにとっては高いハードルではあったんですけども、そこを乗り越えるための、自分たちの気持ちとか、チームワークとか、いろんなことを学ばせていただきました。この3カ月、ある意味で試されていたところもあると思うんですけど、番組を通じて、僕たちが気付かなきゃいけない点ですとか、学ばなきゃいけない点を、たくさん気付かせていただきました。『ぽかぽか』のスタッフの皆さん、SHOW-WAのマネジメントの皆さん、本当に全員が、僕らに対して愛をもって接してくださったこの3カ月間が、今日の人数で測れることではないんですけど、2,156人という結果に表れたのかなと思っております。僕らの頑張りというよりも、本当に周りの方たちが、僕らのためにどれだけ動いてくださったかという、その思いに応えるために、僕たちは今日この場でお返しするんだ、表現するんだというのは、ずっとメンバーで話していました。たくさんの方に集まっていただけて、本当に、人生の中で一番の思い出になりましたね。4月からまた出演させていただきますけど、ひとつの目標は達成できたかもしれませんけど、僕ら自身は、まだ何も成し遂げていないと思っています。慢心せず、しっかり足元を見て、もっともっと成長できるように、お互いに鞭を打ち合いながらやっていきたいと思います。
●強風でも雪でも観覧0人の日がなかった
——今日1日で一番印象に残った光景は?
寺田:4月からまた『ぽかぽか』に出演させていただけることが発表されたとき、僕たちと同じテンションでお客様も飛び上がって喜んでくださって。僕はその光景がすごく印象に残っています。本当に皆さん、僕らと同じ気持ちでいてくださったんだなということが分かった瞬間でした。
向山:あとはやっぱり、2,156人という人数を発表した瞬間ですね。お客様も、「今日は何人来てるんだろう?」とドキドキしていたと思うし、僕らももちろんそうでしたし、それをみんなで喜び合えた瞬間は、ものすごくうれしかったです。
山本:泣いてらっしゃるお客様もいて、その姿を見て、また僕らも涙が…(笑)。あと、幕が下りた瞬間の光景もやっぱり忘れられないですね。あんなにたくさんのお客さんが集まってくださっているのを見るのは初めてなので、本当に身震いしました。
——この3カ月間、最も忘れられない出来事は?
山本:いやもう、思い出がありすぎて…。
(一同笑い)
向山:初日は43名から始まって、その週のうちに17名になって。で、最後の週は584名という…もう一日一日、全部鮮明に思い出せるぐらいなんですけど。でもやっぱり、常にお客様が来てくださっていたっていうことは大きいですね。
塩田:そうですね、どんな日でも、0人の日がなかったじゃないですか。強風だったり、雪だったり、めちゃくちゃひどい天気の日もあったんですけど、0名の日がなかった、絶対に誰かが来てくださっていたっていうのは、一番の思い出ですね。
向山:確かに、毎日天気のことばかり気になってたんですよ。
青山:てるてる坊主を作ったり(笑)
山本:この3カ月、人生で一番天気予報を見たと思います(笑)。「雪降るんだったら、土日に降ってくれ!」とか言いながら(笑)
青山:あとはやっぱり、(ヴォーカルディレクターの)菅井(秀憲)先生と、(ダンスエンターテイナーの)仲宗根梨乃先生、50(FIFTY)先生のレッスンかな。歌やダンスも勉強になったけど、もっと人としての何か、“自分自身も知らない自分がいるんだよ”ということを気付かせてくれた、というか。自分は見えていないけど、自分のいいところがちゃんとあるんだということに、気付けたような気がします。みんな、めっちゃ悩んだもんね?(笑) でも、それがあったからこそ、今日のペアで歌った楽曲も、何かしらお客さんに響いたのかなと思うし。まだまだですけど。
向山:そういう意味では、この3カ月で、6人の関係もだいぶ深まりましたね。
塩田:確かに、3カ月前と今では全然違いますね。3カ月前は、気を遣い合って、遠慮のかたまりでしたね。仲は良いんですけど、意見を言い合うとかは一切なかったし。
寺田:言い合いになりそうになると、なんとな〜く避けてるような(笑)
山本:たぶんこう思ってるんだろうな、だから自分はこうしておこうかな、みたいなのが全員にあったんですよ。やっぱり平均年齢35歳になると、どこか遠慮があって。それを『ぽかぽか』に取っ払っていただいたっていう感じです。
○時にはシビアに厳しく言い合って
——最後に、ファンへのメッセージをお願いします。
塩田:4月から、またみんなに会える環境ができて、本当にうれしいですし、その環境を作ってくださったのは、まぎれもなくファンの方々、そして『ぽかぽか』のスタッフの方々だと思います。僕らはただ、本当に練習していただけなので。4月からは、ファンの方々に、また違ったSHOW-WAをお見せできるんじゃないかなと、僕たちも頑張ろうと思っていますので、僕らも楽しみですし、みなさんも楽しみにしててください。
寺田:4月からまた再びお客様と会えるのを、すごくうれしく思っています。目標は、やっぱり神田愛花さんを紅白に連れていくことなので、その目標に向かって、さらに進んでいきたいと思います。
井筒:また皆さんの前で歌わせていただく機会をいただけたということで、『ぽかぽか』のスタッフの皆様に感謝するとともに、ぜひ多くの方々に、僕たちを見ていただいて、元気になっていただきたいなと思います。もっともっとパワフルになった僕たちの姿を見ていただきたいと思っております。
山本:やはり、今回ひとつの目標を達成できたということで、ハードルは上がると思います。なので僕たちも、今までと同じことをしていてはダメだと思うので、より一層気を引き締めて、そしてまた3カ月間、天気予報とにらめっこしながら(笑)、頑張らせていただきたいなと思います。そこは僕らよりもむしろ、スタッフの皆さんが大変だと思うんですけど(笑)
向山:これまでとはまた違ったチャンスをいただけたと思っていますし、今回は、イベント1,000人集客達成できるか、ということだったんですけど、次は、どういうミッションが待っているのか…。ミッションがあるのかどうかも、まだ分からないんですけども(笑)。(※) でも、覚悟はできていますし、僕たちは元々、「夢をあきらめるな!オーディション」で結成した、がむしゃらにやっていくグループなので、4月からも、新たな気持ちで頑張っていきたいと思います。
(※)…その後、毎日『ぽかぽか』で歌ってファンを増やし、「観客動員数累計5万人という肩書を獲得せよ!」という第2章のミッションが発表された。
青山:今日、(アドバイザーの)古坂(大魔王)さんが「やっとスタートラインに立てたね」とおっしゃっていたんですけど、まさにその通りだなと。本当に僕らはまだ何も成し遂げていないので、やっぱりそこはしっかり先を見据えて、自分たちに何ができるのか…今までと変わらず、ではあるんですけど、そこはしっかり考えていきたいなと。そうしないと、ちょっとした隙だったり、慢心だったりが出てきて、せっかくまとまってきたものが分解してしまう。その可能性は本当にあると思っているので、気を引き締めていかなくちゃいけないなと。今日みたいに、たくさん声援を頂けているのは光栄なことなんですけど、僕らは僕らで、自分たちの軸をしっかり持ちながら、先ほども言ったように、メンバー間でだいぶ言い合える仲になったので、時にはシビアに厳しく言い合って、喜んで、悲しんで、悔しがって、という喜怒哀楽の感情を持ちながら、日々過ごしていきたいなと思います。

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