浅野忠信×山田五郎による『スイッチインタビュー』放送決定　「SHOGUN」撮影秘話、山田が向き合う原発不明がんについて語る

俳優・浅野忠信と評論家・編集者の山田五郎が対談する『スイッチインタビュー 浅野忠信×山田五郎』EP1・EP2が、NHK Eテレにて4月18・25日の2週連続で各21時30分より放送される。

　毎回、異なる分野で活躍する2人の“達人”が登場し、2週連続（EP1＆EP2／各29分）でゲストとインタビュアーを「スイッチ」しながら成功への道筋や独自の哲学を語り合う本番組は、それぞれの“素顔”が見えるだけでなく、通常のインタビュー番組にはない“化学反応”が醍醐味。今回は浅野忠信×山田五郎のクロストークを届ける。

　昨年、世界で大きな話題となったドラマ『SHOGUN（将軍）』。配信から6日間で900万回の再生回数を記録。エミー賞では史上最多の18部門、ゴールデングローブ賞でも4部門受賞の快挙を成し遂げた。

　ドラマで一際存在感を放ったのが、裏表の顔を持ち、裏切りを繰り返す男・樫木藪重を演じた浅野忠信。狡猾（こうかつ）ながらも憎めない絶妙の役作りで、日本人初となるゴールデングローブ賞テレビ部門助演男優賞を獲得。表彰式スピーチでは、喜びを全身で表して喝さいを浴びた。

　そんな浅野、実は絵を描くのが大好き。暇さえあれば絵筆を握り、SNSには油絵や万年筆で描いた線画など無数の作品が並ぶ。個展を開き、画集も出版している浅野が対談を望んだのは…評論家・編集者の山田五郎。上智大学在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学、西洋美術史を学び、講談社で「Hot‐Dog PRESS」編集長などとなった経歴を持つ。西洋美術史に詳しく、水晶や髑髏（どくろ）グッズ、機械式時計などのコレクターとして博識ぶりを発揮している。

　登録者数68万人を超える山田のYouTube「オトナの教養講座」の大ファンという浅野。自作の絵画を手に山田のアトリエを訪ね、感激の対面を果たす。作品から浮かび上がる、浅野の知られざる一面とは？　「SHOGUN」撮影秘話、本当の教養について、山田五郎が昨年から向き合う原発不明がんについても、たっぷり語り尽くす。

　浅野は「今、一番会いたい！としたら山田さんだと思いました。YouTubeで『山田五郎のオトナの教養講座』という番組をずっと見ています。僕も絵を描くのですが、描いている間も流しています。何を話したらいいのか？　正直分かってないんですけど、どういうふうに色んなことを考えているのか？頭の中をちょっと見てみたいです」とコメント。

　山田は「浅野さんの会いたい人が『なんで俺だ？』ってビックリしました。いろいろな役をやられているけど、浅野忠信ですよね。それが面白いと思いますね。浅野さんが絵を書いてるとは知らなかったので、改めて見てみたら面白い。僕の事務所に浅野忠信が来るのは、事件ですよ」と語った。

　『スイッチインタビュ— 浅野忠信×山田五郎』は、NHK Eテレにて4月18・25日各21時30分放送。