柳葉敏郎『ドンケツ』出演決定で約30年ぶり“任侠モノ” 主題歌は氣志團&予告解禁
2025年4月11日(金)15時30分 クランクイン!
たーしの同名漫画を実写ドラマ化した本作は、北九州最大の極道組織・月輪会(がちりんかい)、その中でも武闘派で鳴らす孤月組(こげつぐみ)で最強と恐れられるヤクザ、沢田政寿(伊藤)の物語。
沢田は20年前、敵対組織にロケットランチャーをぶちこんで以来、ロケットランチャーのマサ、通称「ロケマサ」の異名で恐れられていた。しかし、かたぎ、ヤクザを問わず腕力に物を言わせて金をタカり、上役にも平気でけんかを売るなど、問題ばかりを起こす傍若無人な性格が災いし、40代後半になっても出世の見込みがない、所謂“ドンケツ”ヤクザであった。そんな最強のおとこが、しがらみまみれの極道界を拳一つで突き進む。
柳葉が演じるのは、月暈組の組長であり、執行部にも席を連ねる野江谷英一。カリスマ的存在で心酔する組員も多い野江谷は、己の野望を果たすために十五夜組の麻生らと手を組むことに…。
任侠モノへの出演は約30年ぶりという柳葉は、自身が感じた良い緊張感がうまく伝わることを思いながら時間を過ごしたといい、「今回は原作にも目を通し、自分なりの野江谷を楽しみながら演じた」と撮影を振り返った。その野江谷のキャラクタービジュアルは、これまで数多出演してきた映画・ドラマで培われた柳葉のカリスマ性が投影されたかのような仕上がりとなっている。
また、予告映像は、伊藤演じるロケマサの背中の刺青と、「ワシの背中の“極”一文字がもっと喧嘩を極めたいとなげきよるわい」という凄みを利かせたセリフから始まる。最低で問題児、出世の見込みすらないロケマサが、ヤクザのみならず、マル暴とも対峙しながら、己の拳を振り回し、月輪会の内部抗争に巻き込まれていく。
「喧嘩がしたいなら、こちらから仕掛ければいい」と次々に相手を殴り倒していくロケマサの姿は、原作キャラクターそのもの。伊藤の役作りにかける熱さが痛いほどに伝わってくる。そのロケマサを筆頭に最強で最凶、最狂、最恐な漢たちが修羅の国で暴れまくる様子に、本編の仕上がりを期待せずにはいられない。
さらに、本作の主題歌には、氣志團の「汚れなきクソ野郎ども」が決定した。本作のために書き下ろされた同楽曲は、拳一つで極道界を突き進む“ドンケツ”ヤクザのロケマサを筆頭に、本作に登場するドンケツたちそのものともいえるタイトルだ。永遠の16歳、綾小路翔が本作のために紡ぎ出した愚直な歌詞とメロディーにも心が熱くなる。
DMM TVオリジナルドラマ『ドンケツ』は、DMM TVにて4月25日より独占配信。
※柳葉敏郎のコメント全文は以下の通り。
<柳葉敏郎 コメント全文>
野江谷英一をやらせていただきました柳葉敏郎です。この任侠ものというのは自分の役者生活の中では、かれこれ30年ぶりぐらいになりますかね。やりたくてやりたくてしょうがない分野だったので、しかも組長というパフォーマンスができたことは非常に楽しかったです。尚且つ、久しぶりということもあって非常に良い緊張感で、それが上手く伝われば良いなと思いながら時間を過ごさせてもらいました。
僕は基本的に原作を読まないんですけれども、今回に関しては久しぶりということもあって、原作にも目を通させていただいて、自分なりの野江谷を楽しみながら演じさせていただきました。
伊藤君とは最初お会いした時に、彼が演じるマサという男がもう出来上がってたので、「ああ、この迫力はすごいな」と思いながら、この迫力とぶつかり合えることができるという喜びを感じながら過ごしました。
人の情であったり、メンタルな部分の強さ、大きさ、弱さみたいなものを野江谷がよく口にしています。この作品の中では、表向きは非常に強面になっていますけれども、その内に秘めた人の強い気持ちというのを楽しんでもらえたら幸いです。