「なぜ蓄電池販売?」 飛び込み営業トップ成績の女子大生 超一流企業が絶賛「採用しないわけにはいかない」
2025年4月12日(土)8時30分 ABEMA TIMES

超一流企業vs超優秀学生の疑似就活バラエティABEMA『キャリアドラフト シーズン2 #7』が4月11日に配信。出演した学生が、インターンシップでの営業経験を通じて培った「前向きに粘り強く努力する力」を中心にプレゼンテーションを行った。
同番組は、事前面接を勝ち抜いた学生が、服装・プレゼン形式はすべて自由に、ステージ上で2分間の自己PRを実施。26新卒を対象に行われる今シーズンは企業がリニューアルされ、面接官を務めるのはなんと超一流企業の実際の人事担当者たち。12社14人による7分間の質問タイムを設け、自社の新入社員の平均を5と仮定して10点満点で採点する。学生にとっては、どんなプレゼンが企業に響くのかがわかる絶好の舞台だ。
関西学院大学の伊藤安那(いとう・あんな)さんは、蓄電池販売(社員につなげるアポ)のインターンシップ経験をもとに、自身の成長プロセスについて説明。当初は月1件しか取れなかったものの、小さな目標を設定してモチベーションを維持するとともに、先輩のノウハウを取り入れるなどで技術を向上させ、3カ月で月9件を達成。インターン生30人中1位を取り、その後の9カ月間も上位3位をキープしたことをアピールした。そうした経験を踏まえ、何事にも真摯に向き合い、成果を出して会社に貢献していきたいと締めくくった。
■蓄電池販売を選んだ理由に企業注目

河崎真也(株式会社JTB 人事チーム グループリーダー(求人担当)):まず、なぜ蓄電池販売のインターンに取り組んだのかを聞きたいです。
伊藤:友達や周りから「営業が向いてそう」とよく言われていて、私もそうかなと思っていたんですけども。やってみないとわからないですし、会社に入ってから合う合わないを見つけるのは遅いと思ったので、学生のうちから確かめてみようと思い、大学1年の3月から始めました。一番難しいのが飛び込み営業だと思ったので、そこが達成できたら何事にもチャレンジできるなとも思いました。
白坂ゆき(株式会社CaSy 取締役 CHRO 兼 キャストエンゲージメントプロジェクトマネジャー):「どうせ無理」に打ち勝つための小さな目標を作ったと。「どうせ無理」を前提に始めたのはなぜですか?
伊藤:アポイントを取るという大きな目標しかなく、それを達成しようと思って失敗し、「どうせ無理」となっていました。それを改善するために、小さな目標。スクリプトを読むスクリプトがあったんですけれども、自分なりに「半分読めたらOK」といった感じで、本当に簡単に目標を立てて、前向きな姿勢を保っていました。
白坂:行動を止めないためのご自身のマネジメントの方法だったんですね。
■企業絶賛「採用しないわけにはいかない」
企業の採点は、下が4点から、上は10点が2社。「10点」を付けたプロディライトは「良い意味でチャキチャキしていて、我々としては本当に求める人材だなと。ぜひ我々に興味を持っていただければと思っています」とコメント。

同じく「10点」を付けたZenkenも「『チャレンジ精神があります』という学生は世の中にたくさんいて、それを見破るのが我々の仕事の一つ。これぐらいの裏付けまである学生さん、採用しないわけにはいかないと思っています」と絶賛した。
「8点」を付けたJTBは「『一番難しい』とご自身が考えている領域に挑戦するところと、大舞台で物怖じしないんだろうなというところも評価させていただきました」と話した。