オランダ王室アリアーネ王女が18歳に　美しいポートレート公開

オランダのウィレム＝アレクサンダー国王とマキシマ王妃の末娘、アリアーネ王女が18歳の誕生日を迎え、王室が美しいポートレートを公開した。

　現地時間4月10日、18歳の誕生日を記念して、オランダ王室はアリアーネ王女のポートレートを3枚、インスタグラムで公開した。1枚目は、グリーンのドレスを纏い、ブラウンの髪の毛をハーフアップにした王女が、明るく微笑む写真。2枚目には、同じドレスでより真剣なまなざしを向ける姿、3枚目には、赤いドレスにチェンジし、挑戦的な視線を向ける王女の姿が写る。キャプションによると、ハウステンボス宮殿にて、写真家のフランク・ロイターが撮影したもののようだ。

　英紙Hello！によると、グリーンのドレスに合わせたのは、王女の曾祖母にあたるユリアナ女王が所有していたダイヤモンドとアクアマリンのイヤリング。また、赤いドレスはセルフポートレートのもので、母マキシマ王妃のダイヤモンドのシャンデリアイヤリングをコーディネートしているそうだ。

　2007年4月10日、ハーグで生まれたアリアーネ・ウィルヘルミナ・マキシマ・イネス王女は、次期オランダ女王であるカタリナ＝アマリア王女（21）と、アレクシア王女（19）を姉に持つ。Tatlerによると、両親のもとハウステンボス宮殿で育ち、乗馬やホッケー、ピアノが趣味だそう。これまであまりスポットライトを浴びて来なかったが、父ウィレム＝アレクサンダー国王の就任式や、毎年恒例の家族写真でその姿を見ることができる。

　ハーグにあるプロテスタント系スクール「Christelijk Gymnasium Sorghvliet」で学んだ後、2023年に北イタリアにあるUWCアドリアティックに入学し、現在は寄宿生活を送っている。同校は、国際バカロレア資格が取得できるインターナショナルスクールで、姉のアレクシア王女やスペインのレオノール王女が学んだことで知られるUWCアトランティック・カレッジの姉妹校だそう。卒業後の進路は明らかにされていないが、姉たちと同様、大学に進学するものと見られる。

引用：「オランダ王室」インスタグラム（＠koninklijkhuis）