えなりかずき、『べらぼう』松前道廣役で大河初出演 10歳のときの誓い明かす「いつか…」
2025年4月15日(火)10時0分 マイナビニュース
俳優のえなりかずきが、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合 毎週日曜20:00〜ほか)に出演することが15日、発表された。大河ドラマ初出演で、ド派手な性格で権力をふるう松前藩第八代藩主・松前道廣(まつまえみちひろ)を演じる。
江戸時代中期の吉原を舞台に、東洲斎写楽、喜多川歌麿らを世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く本作。脚本は、『おんな城主 直虎』(17)以来、8年ぶり2度目の大河ドラマとなる森下佳子氏が手掛ける。
えなりが演じる松前道廣は、時には行き過ぎた行動も平気でやってのける奔放な性格を持つ。御三卿の一橋治済(生田斗真)などとも親交があり、蝦夷の上知を進めようとする田沼意次(渡辺謙)に対して、政治的な駆け引きを実行していく。
えなりは「10歳で初めてNHKに仕事で伺った際、大河ドラマ(おそらく『八代将軍吉宗』?)を撮影中のスタジオを発見し『いつかあのスタジオでも仕事をしたい!』と心に誓いました。“30年後に達成できるよ!”と、あの時の自分に言ってあげたいです」と大河ドラマへの思いを明かし、「松前道廣は、名家の重圧もあったのでしょう、生まれもっての権力を最大限に行使しますが、本人にとっては“正義”であり、ちょっときつめの“指導"なのです。一生懸命演じます」と意気込んでいる。
また、ある日突然、蔦重のもとに戻ってくる母親・つよを高岡早紀、大田南畝らとともに活躍した狂歌師・元木網(湯屋の主人として、すでに第3回に登場)をジェームス小野田、元木網の妻で、天明期の女性狂歌師・智恵内子を水樹奈々、松前藩第八代藩主・松前道廣(えなりかずき)の弟で松前藩の江戸家老・松前廣年をひょうろく、地本問屋、丸屋の手代・みの吉を中川翼、徳川御三家の紀州藩第九代藩主・徳川治貞を高橋英樹が演じることも発表された。