NHKメディア総局長 新番組「ニュースーン」に言及 起用アナは「自分の言葉でお伝えできている」

2024年4月17日(水)15時25分 スポーツニッポン

 NHKは17日、東京・渋谷の同局で定例メディア総局長会見が行われ、1日にスタートした昼の新情報番組「午後LIVE ニュースーン」(月〜金曜後3・10〜6・00)について言及した。

 新しい(ニュー)情報をすぐに(スーン)伝えいく番組だといい、同局の取材力とネットワークを生かし、全国各地からの中継なども交えながら、最新のニュースや暮らしに役立つ情報まで分かりやすく伝えていく、平日午後の生放送の情報番組。キャスターは池田伸子、伊藤海彦両アナウンサーが担当している。

 午後3時〜4時台はニュースや中継の新しい届け方を提供する。また、午後5時台はより視聴者に近いニュース・情報バラエティーを届けるとし、ドジャース・大谷翔平の情報なども連日届けている。

 スタートから2週間あまりが経過。山名啓雄メディア総局長は「タイトルに込めた思いの通り、生放送ならではの情報を中継などを交えながらお伝えしております。この2週間でも急きょ内容を変更して、静岡県知事の会見を放送したり、8日も山形県での事故の情報が入りヘリコプターを飛ばしたりなどした。始まったばかりの番組ですので、さまざまなチャレンジを行いながら、この時間帯でより多くの方に見ていただけるよう定着を目指してまいります」を語った。

 「まだ始まったばかりなので、我々もスタッフ含め、どういった形が視聴者の皆さんにこういう番組なんだね、こういうことを番組でやりたいとかいろいろとまだチャレンジしているところではある」と見解。「“顔が見えるジャーナリズム”とは違うとの指摘もあるが、出演しているアナウンサーや記者はニュースだと原稿をしっかりと読むことが中心だったのが、この番組では自分の言葉でしっかりお伝えできていると思う」と評価した。

 同局は午後1時台の「列島ニュース」を午後2時台まで拡大。午後6時の定時ニュース、「首都圏ネットワーク」「ニュース7」を合わせると、午後7時30分まで6時間30分の生放送となった。新番組は全国54カ所を拠点として情報収集し、同時間帯にワイドショーやニュースを放送する民放各局に殴り込みをかける形となる。

 リニューアル初日となった1日の平均世帯視聴率が1・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と前4週の平均から4ポイント以上も下落するなど、視聴率的には苦戦している。

スポーツニッポン

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