好きだった「フジ黄金期のバラエティ番組」ランキング!3位『欽ドン!』、2位『料理の鉄人』を抑えた1位は?

2025年4月20日(日)6時0分 女性自身

昨年末より「フジテレビ問題」が世間を騒がせている。現在のフジは世間から厳しい目を向けられているが、1980年代から90年代ごろのフジテレビは間違いなく「黄金期」だった。


「楽しくなければテレビじゃない」というスローガンのもと、オリジナリティのあるバラエティやドラマを次々と世に送り出し、軒並み大ヒット。1982年に年間視聴率三冠王を初めて獲得すると、その後1993年までの12年間にわたってトップに君臨し続けた。


フジ黄金期のバラエティ番組は、それまでになかった新しいスタイルの番組が多く作られている。1982年に放送開始した『笑っていいとも!』や、10年近くレギュラー放送が続いた『とんねるずのみなさんのおかげです。』など、今なお語り継がれるバラエティも少なくない。


そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、40〜70代の男女500人を対象に「好きだったフジ黄金期のバラエティ番組」についてアンケート調査を実施した。


第3位は、萩本欣一(83)の『欽ドン!』シリーズだ。


1975年の『欽ちゃんのドンとやってみよう!』から、1981年開始の『欽ドン!良い子悪い子普通の子』などに続く『欽ドン!』シリーズ。休止期間がありつつも放送は1987年のスペシャルまで続いた。


同シリーズの大きな特徴が、「視聴者参加型」のスタイルと言えるだろう。「ネタを視聴者から募り、投稿作品をコントにする」というそれまでになかった番組制作手法は、大きな話題を生んだ。また、そのコントも過激な内容ではなく、家庭内でのほのぼのするやり取りをテーマにしたものが多数。「家族で安心して楽しめる番組」という点を評価する声も多かった。


《安心して笑える番組だった》
《これだけは親に見せてもらえたし、おもしろかったから》
《欽ちゃんのあったかい人柄、ほのぼのとしたコーナーが懐かしい》
《みんなで一緒に楽しめるホンワカユーモア》


第2位は、1993年に放送開始した画期的な料理バラエティ『料理の鉄人』。


「鉄人」と呼ばれるレギュラー出演者の料理人が、毎回異なる「挑戦者」とテーマに沿った食材を使って料理対決をおこなう番組だ。料理番組といえば「作り方を紹介する番組」が一般的だったこの時代に、視聴者に与えた衝撃は計り知れない。


同番組では、俳優・鹿賀丈史(74)が「美食アカデミー主宰」、故・陳建一さん・坂井宏行・道場六三郎らが「鉄人」を務め、そのキャラクターなども話題に。さらに彼らが「どんな料理をつくるのか」という視聴者の興味関心が番組の人気を後押し。午後11時台の放送にも関わらず、番組最高視聴率は23.2%を記録した。世の中の「料理」への関心を高めた番組が2位という結果になった。


《料理のバトルというジャンルを確立した画期的な番組だった》
《料理はともかく鹿賀丈史や料理人のパフォーマンスが面白かった》
《一流の料理人達が即興で作るメニューに興味津々だった》
《いろいろな料理があることを知ったし、本当においしい料理を食べてみたいと思った》


第1位は、豪華キャストでドリフに挑んだ『オレたちひょうきん族』だ。


1981年から1989年に放送された『オレたちひょうきん族』は、出演者にビートたけし(78)、明石家さんま(69)など当時の漫才ブームで人気が高かったメンバーを起用。内輪ネタやパロディを取り入れ、アドリブやハプニングを重視するという新しいスタイルで作られた。放送開始当時、裏番組には『8時だョ!全員集合』(TBS系)があり、そのライバル関係も注目の的に。視聴率争いは「土8戦争」とも呼ばれた。


番組ではさまざまな人気コントや名物キャラクターが生まれ、アンケートでも「見ていないと仲間外れ」にされたという学生時代の思い出を明かす人がいるほど、その人気ぶりはすさまじかった。まさに1980年代を代表する伝説的なバラエティ番組と言えるだろう。


《ドリフターズを倒すほどの勢いのあるギャグがあった》
《中学生の頃にこれを見ていないと仲間外れにされました》
《ビートたけしと明石家さんまの掛け合いが面白くてたまらなかった》
《すべてのコーナーが面白くて毎週楽しみにしていた》

女性自身

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