大河ドラマ出演&写真集が大きな話題に! 乃木坂46の至宝「井上和」の魅力を徹底解剖

2025年4月23日(水)19時55分 All About

乃木坂46の井上和さんが、写真集の発売や大河ドラマの出演などで話題を集めています。2025年に大ブレークを果たしそうな井上さん。この記事では元テレビ局スタッフが魅力を解説し、人気の理由を考察します。(サムネイル画像出典:井上和さん公式Instagram)

女性アイドルグループ・乃木坂46に所属する井上和さんが、2025年に大ブレークしそうです。4月22日に発売された1st写真集『モノローグ』(講談社)の初版発行部数は、異例の20万部。乃木坂46メンバーの1st写真集として史上最多となり、白石麻衣さんの2nd写真集『パスポート』(講談社)が記録する累計発行部数50万部を超える可能性も出てきました。
また、2026年に放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』には、茶々役で出演予定。オーディションを経て出演が決まったようで、しっかりと演技力が認められたことになります。
これまではドラマや映画への出演は少なかった井上さん。2025年から2026年にかけて、一気にブレークする気配があります。そこで今回は、過去には乃木坂46に関連する仕事も行っていた元テレビ局スタッフが、井上さんの魅力を解説しつつ、今後の活躍を考察します。

乃木坂46の新エース「井上和」のプロフィール

まずは井上さんのプロフィールを紹介します。井上さんは2005年2月17日生まれの神奈川県出身。2022年に乃木坂46の5期生オーディションに合格し、同グループに加入します。デビュー当初から大人びたビジュアルで注目を集め、2023年8月に発売された33rdシングル『おひとりさま天国』では表題曲のセンターに大抜てき。その勢いのままに、同年の『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)でもセンターの大役を務め、次世代センターとして高い評価を得ます。
2024年に入るとラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)の番組内コーナーを担当し、ファッション誌『non-no』(集英社)の専属モデルにも就任するなど、続々とステップアップします。そして2025年に入ると、ドラマ『スプリング!』(テレビ朝日系)の主演や、3月発売の38thシングル『ネーブルオレンジ』のダブルセンターを担当。いまや、グループを代表するメンバーにまで成長を遂げました。

アイドルとしての魅力はパフォーマンス能力の高さ

ざっとプロフィールを見ただけでも、すさまじい進化を続けている井上さん。ここまで活躍が続くと、アイドルグループにありがちな「運営の激推し」なのか……と勘ぐってしまいますが、井上さんは実力で仕事をもぎ取っているといえるでしょう。まず、アイドルとして重要な“ダンスと歌”の実力をひもときます。
ダンスについては、幼いころから10年ほどバレエを習っていた経歴を持ち、どの楽曲でも軸がブレない体幹の強さを見せています。初の表題曲センターを飾った『おひとりさま天国』では、キレのあるパフォーマンスを披露。新曲『ネーブルオレンジ』では指先まで意識した所作の美しさを見せるなど、圧倒的な存在感を発揮しています。
身長は158cmとグループの中で大きい方ではない井上さんですが、どの楽曲でも目立つのはしっかりとしたダンスを見せているからでしょう。印象に残るのは、ダンスの一つひとつの動きがきれいな証拠。デビュー時と比較してもダンスは日々進化しているので、これからどこまで成長するか楽しみです。

音楽アワードではグループ初のソロ歌唱を披露

ボーカルに関しては、クセがなく繊細な歌声が持ち味。グループの番組ではさまざまなアーティストの楽曲を披露していますが、安定感があり聞いていて気持ちのいい歌声です。YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」では、『君の名は希望』『ネーブルオレンジ』を5期生・中西アルノさんと共に歌唱しており、井上さんは中高域の広がりがある歌声を披露。中西さんとの相性も抜群で、ぜひ一度視聴してほしい動画となっています。
2025年3月には、音楽アワード「MTV VMAJ」でグループとして初となるソロ歌唱を披露するなど、歌手としての活躍の場を広げています。「MTV VMAJ」では約2万人の観客を前に堂々としたパフォーマンスを行い、ハートの強さも見せました。今後がさらに期待できるアイドルであり、乃木坂46を背負って立つ大エースになる可能性も秘めています。

先輩・久保史緒里に続く大河ドラマ出演! 演技力はどうなのか?

そんな井上さんですが、最近のビッグニュースは2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演です。これまで、グループの現役メンバーでは3期生・久保史緒里さんが2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演していましたが、俳優としての経験がほとんどない井上さんの出演決定は、まさに快挙です。
井上さんが演技を披露した作品といえば、2025年3月21日に放送された『スプリング!』(テレビ朝日系)。井上さんにとって地上波ドラマ初出演・初主演の作品となりました。単発ドラマとはいえ、かなり重圧がかかる中、同ドラマではきらめく演技を披露。小論文をテーマに高校生の葛藤と恋を描く青春ラブストーリでしたが、出演者が少ないため、主演の井上さんの重要性が際立っていました。

初主演ドラマ『スプリング!』で披露した“憑依型”の演技

井上さんが演じたのは主人公・逢坂碧。書道部部長の優等生で、国立大学の前期試験に落ちてしまった高校3年生です。同じく不合格だったという男子生徒と一緒に猛勉強するというストーリーで、井上さんは思春期の女子が抱える繊細な気持ちを丁寧に表現しました。受験という人生の大きなターニングポイントで、恋心にも揺れながらアイデンティティーを確立していく碧を、短い放送時間で見事に演じきっています。
井上さんの演技はどちらかといえば“憑依型”の印象で、碧という生徒が本当にどこかにいるような錯覚に陥りました。初出演・初主演ドラマでの演技としては合格点以上の出来で、注目度が高い『豊臣兄弟!』ではどんな役作りを見せてくれるのか、いまから楽しみです。

男性だけでなく、女性からも愛されるキャラクターとビジュアル

さて、ここまで井上さんの魅力を解説しましたが、アイドルとして完璧ともいえるポテンシャルを持っていることが分かります。ちなみに、筆者は特に井上さんの大ファンというわけではなく、これまでの仕事を振り返りながら冷静に分析しています。
そんな井上さんですが、『non-no』モデルという実績を踏まえると、同性ファンも多いことが予測できます。写真集の初版発行部数20万部は、熱心な男性ファンだけではなかなか成し遂げられない数字です。そのため、出版社は女性ファンが写真集を買うことも想定していると考えられます。ビジュアルは少し濃いめで、かわいさと美しさの両面を持ち合わせている井上さん。メイクやコーディネートをまねしたくなる魅力にあふれています。また、アニメ鑑賞や漫画、ボカロソングが好きで、少し“オタク気質”なのもいまどきのアイドルらしく高ポイントです。

“令和が生んだスーパーアイドル”になりそうな井上和の今後に注目!

今後、グループの番組だけでなくほかのバラエティー番組にも多く出演するようになれば、井上さんの趣味がピックアップされるでしょう。ファンがさらに増える可能性も高く、まだまだ伸びしろがあるアイドルだといえます。
実際、テレビ局にいる筆者の知人に聞いても、写真集の初版発行部数や大河ドラマ出演は大きなニュースとして受け取られ、井上さんを番組で起用したいというプロデューサーが増えているようです。そうなると、一般層にも井上さんの魅力が伝わり、大きな話題を集めることになるでしょう。“令和が生んだスーパーアイドル”になりそうな井上さん。2025年はどこまで活躍の幅を広げるのか、しっかりと見届けたいと思います。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。
(文:ゆるま 小林)

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