シリーズ最新作『トロン:アレス』、10.10日米同時公開決定! デジタル世界と現実世界が交錯する――特報公開
2025年4月23日(水)7時0分 クランクイン!
1982年に公開された『トロン』は、デジタル世界に送り込まれた天才コンピューター・プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく様子を描く。現実世界からコンピューター・システムの“デジタル世界”へ侵入するという画期的な設定と、世界で初めて長編映画としてCGを本格導入したまさに“映像革命”ともいえる新たな映像体験は、社会現象を巻き起こした。
その28年後の2010年には続編の『トロン:レガシー』が公開。ダフト・パンクが手掛けた楽曲も大きな話題となった。その後、『トロン』シリーズはゲームにも展開され、フロリダのマジックキングダム・パークでは、本シリーズに登場するバイク“ライトサイクル”のアトラクションも登場した。
前作の公開から15年後となる今年、最新作『トロン:アレス』がついに公開。今回解禁となったのは、何かを“警告”しているかのような、赤いネオンの光が印象的な特報映像とティザーポスタービジュアル。
これまでは“現実世界”の人間がデジタル世界へ侵入する様子を描いてきた『トロン』シリーズだが、本作では“デジタル世界”の高度な人工プログラム《アレス》が“現実世界”に襲来—。映像では、パトカーを真っ二つにしてしまうほどのレーザー光線を放つ赤いライトサイクルや、現実世界の上空に突如現れた、赤く光る巨大な物体が現実世界に襲来し、人々がその恐怖に震え上がる様子が見て取れる。
しかし、一方で人々の目を引きつけるようなスタイリッシュなビジュアルも大きな見どころ。モダンで、未来感のあるデジタル世界の様子や、ライトサイクルのように、赤いレーザーを放ちながら飛び交う戦闘機。人型のプログラムが形成され、命が吹き込まれる描写など。CGIの技術で世界を圧倒してきた「トロン」ならではの映像美も堪能できる仕上がりとなっている。
さらに特報映像には、本作で高度な人工プログラム“アレス”役を演じる、ジャレッド・レトの姿も登場。本作のタイトルにもなっている、この“アレス”とは、ギリシャ神話では<戦の神>を指す言葉。その“アレス”の名を持つ彼が、本作でどんな物語を見せてくれるのか。
本作を手掛けるのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)、『マレフィセント2』などでメガホンを取ったヨアヒム・ローニング。そして、フランスのエレクトリック・デュオ「ダフト・パンク」に代わって、本作で楽曲を担当するのは、トレント・レズナーとアッティカス・ロス率いるナイン・インチ・ネイルズ。
映画『トロン:アレス』は、10月10日より日米同時公開。