ミッツが語る、中山美穂さん「一番の問題作」とは...「突然、次はイタリアだって言い出して」
2025年4月26日(土)20時40分 スポーツニッポン
昨年12月6日に急逝した中山美穂さん(享年54)を追悼する特別番組、ニッポン放送「中山美穂P.S.ILOVEYOU FOREVER」が26日に放送され、タレントのミッツ・マングローブ(50)がヒット曲「Rosa」のエピソードを語った。
番組では、1985年のデビューと同時に始まった同局「中山美穂ちょっとだけええかっこC」、90年スタートの「中山美穂P.S.ILOVEYOU」の音源から懐かしい中山さんの肉声を紹介。22日に営まれたお別れの会に参列したミッツが、フリーアナウンサー垣花正とともに思い出を語り合った。
1991年7月リリースの「Rosa」について「中山美穂で踊るといったらこの曲でしょう!いまだに新宿2丁目界隈では毎週末この曲で踊り明かす人たちがいます。私もその1人でございます」と思い入れたっぷりに紹介。「中山美穂のシングルの歴史の中でも一番の問題作と言ってもいいかもしれない。問題作でありながら名曲」と説明した。
作曲を手掛けたのは井上ヨシマサ氏。ミッツはお別れの会で顔を合わせたそうで「私はヨシマサさんの曲で特に『Rosa』とか『Mellow』とか美穂さんと組んでた時代の曲が好きで、それはヨシマサさんも知ってて、また『Rosa』の話になった」と振り返る。
井上氏は「あの『Rosa』は美穂ちゃんが突然、次はイタリアだって言い出したんだよ」と曲が誕生した背景を明かしたそうで、「イタリアというテーマでダンスミュージックで、とにかくクレイジーな感じでやりたいって言うのでヨシマサさんがこの曲を作って。作詞の一咲(いっさく)というのは実は美穂さんのペンネームなんです」と説明した。
垣花が「これ、紅白(歌合戦)でも歌ってますよね?」と聞くと、「歌ってます、ダンサー従えて」とミッツ。「これは不朽の名作ですね」としみじみ語っていた。