“フリマアプリの達人”緑川静香、物と人をつなぐ喜び実感「毎回新しい出会いがある」 高く売れるコツも伝授

2025年4月29日(火)10時45分 マイナビニュース


●『どうなの会』反響に喜び「フリマアプリの人になっています(笑)」
TBS系バラエティ番組『巷のウワサ大検証! それって実際どうなの会』(毎週水曜20:00〜)の「スマホ1つで家の不用品を全部売ったら実際いくらになるのか」企画で活躍している女優・タレントの緑川静香にインタビュー。同企画のやりがいや反響、個人的にもやっているというフリマアプリの魅力を聞いた。
“9頭身ビンボー女優”として知られる緑川が依頼主の自宅を訪れ、スマホを使ってフリマアプリとオークションで不用品を売ったらいくらになるのか検証する同企画。期間は1週間。不用品を処分したい人必見のテクニックや知識も登場する。4月30日の放送では、東京都府中市の「レトロおもちゃが眠る家」を訪問。過去に人気を博したおもちゃやゲームなどを出品する。
——不用品を売る企画は『どうなの会』の人気企画となっていますが、反響はいかがですか?
めちゃくちゃ声をかけていただいて、「フリマアプリの人」になっています(笑)。もちろん名前で呼んでくださる方もいっぱいいますが、名前よりも「フリマアプリの人」と言われることが多いです。「毎回楽しみに見ています」「家族で見ています」など、「見ています」という言葉もすごくうれしいです。
——この企画のやりがいをどのように感じていますか?
依頼してくださった方が不用品を売ってやりたいことがあるので、それを実現させてあげたい、そのために目標金額を達成するというのが一番です。喜ばせてあげたいという一心で、それがあるから頑張れる。あと、なかなかフリマアプリに手を出せない方が、うちにある不用品も売れるかもしれないと思うきっかけになったらいいなという思いもあります。
——目標金額を達成したときに、皆さん緑川さんに「ありがとうございました!」とものすごく感謝されますよね。
それがあるから頑張れます。1週間ずっと1人で作業しているので、つらい時期もあって、「もう無理かも」と思うこともありますが、喜んでくれている笑顔を見ると一気に1週間の疲れが吹っ飛びます。
——一番大変なことを教えてください。
孤独です。カメラが回っていないところでも1人でずっと作業していて。依頼人のご自宅ではとにかく出品するものを撮影して、地方だったらホテルに帰って、都内だったら家に帰って、夜中に1人でずっと出品しているんですけど、心が折れそうになるときがあります。カメラが回っていないときが実は一番大変なんです。
——撮影をしている1週間は、ほぼこれだけやっているような状況に?
そうなんです。常に番組のスマホを携帯して、出品に関してメッセージが来たら返して、ということを繰り返しているので、スマホが一心同体という感じで。自分のスマホと2個持ちですが、自分のスマホの方がないがしろになって、LINEの返信がたまってしまいます。
——より高く売るためのコツなど、大事にしていることはありますか?
最初の段階でオークションにするかフリマアプリにするかというのを選ぶのですが、落札相場を見て、どちらが高く売れているかというのを大事にしています。
●「どうせ売れないだろうと思っている不用品は誰かの必要なもの」
——依頼主の方によって売るものも全然違いますよね。
毎回新しい出会いがあるので、それも楽しみです。依頼主さんとの出会いもそうだし、1品1品売るごとに購入者がいるので、その出会いも。これは売れないだろうと思った商品が売れて、「ずっと探していたものなんです」と言われることもあって、出品してよかったなという気持ちになります。私は物と人のマッチングアプリだと思っていて、本当に素敵なアプリだなと思います。
——単純に売ってお金にするというだけでなく、物と人をつなぐというやりがいもあるんですね。
どれも大切にされていたもので、それぞれストーリーがあるので、それがまた新たに、探していたという人に渡るというのは、すごくいいマッチングだなと。「どうせ売れないだろうと思っているあなたの不用品は誰かの必要なものなんですよ」ということをこの企画を通して伝えられたらいいなと思っています。
——番組に出演する前からフリマアプリをされていたそうですが、きっかけを教えてください。
10年前頃に家にある不用品がたまってきてリサイクルショップや業者などに査定してもらったのですが、あまり値がつかなくて、そんなときにフリマアプリを知って、これだったらできるかもしれないと思って始めました。そうしたらめっちゃ売れて、クセになってどんどんやるようになりました。
——番組の企画でこれまでにどれぐらい売り上げたのでしょうか?
ここまでの6回で412万2.514円(手数料送料込み)売れました。
——今もプライベートでフリマアプリをやることはありますか?
やっています。友達から頼まれてやってあげることもあります。
——今回の依頼人の自宅は「レトロおもちゃが眠る家」とのことですが、見どころをお聞かせください。
箱や説明書が付いていたり、状態のいいものがたくさんあって、箱と説明書が付いただけでこんなに高くなるんだと私自身も驚きました。これを見たら、皆さん大切にとっておこうと思うと思います。
■緑川静香
1988年6月24日生まれ、埼玉県出身。16歳のときに雑誌編集者にスカウトされ、芸能界入り。映画・舞台・ドラマを中心に女優として活動し、近年はタレントとしてパラエティでも活動中。2012年にきき酒師(日本酒ソムリエ)の資格を取得し、日本酒の魅力を発信する活動も行っている。

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