フジHD、会長就任予定の金光氏が取締役退任へ 東宝島谷氏、文化放送齋藤氏、キッコーマン茂木氏も
2025年4月30日(水)17時54分 マイナビニュース
フジ・メディア・ホールディングスは30日、金光修社長が6月開催予定の株主総会をもって取締役を退任すると発表した。
3月27日の発表では、金光氏は代表権のない取締役会長に就任することを発表していたが、これを変更することになった。フジテレビの清水賢治社長がフジHDの社長に就任することについて、変更はない。
ほかにも、社外取締役の島谷能成氏、齋藤清人氏、監査等委員である取締役の茂木友三郎氏が退任。兼任しているフジテレビの取締役・監査役も6月開催予定の株主総会で退任する。
ダルトン・インベストメンツは16日、株主提案にあたって、「日枝体制の残滓である金光(修フジ・メディア・ホールディングス会長就任予定)氏、清水(賢治フジ・メディア・ホールディングス社長就任予定)氏、茂木(友三郎キッコーマン名誉会長)氏、島谷(能成東宝会長)氏、齋藤(清人文化放送社長)氏が経営の中枢に残るという、何も変わらないというメッセージを公表してしまいました。正直理解に苦しみます」と批判。「日枝体制の残滓を一掃し、フジテレビの大変革を力強く推進する経営者たちを当社に送りたい」と、取締役候補を挙げていた。