板谷由夏が明かす バリキャリ政治記者との共通点 「いつか、ヒーロー」撮影現場では方言で...

2025年5月4日(日)7時30分 スポーツニッポン

【インタビュー】4月にスタートしたテレビ朝日系ドラマ「いつか、ヒーロー」(日曜後10・15)で敏腕政治記者を演じている女優の板谷由夏(49)。女優、モデル、ファッションブランドのプロデュース、そして報道番組のキャスターも務めた幅広い経験の持ち主だ。そんな板谷が演じるのは、社会派エンターテインメントでカギになる役どころ。どんな役作りをしているのか、撮影の舞台裏も聞いてみた。(後藤 実穂)

 「いつか、ヒーロー」は20年間消息不明だった児童養護施設の元職員の主人公(桐谷健太)が、夢を失くしたかつての教え子たちとともに腐った巨大権力に反旗を翻す物語。

 演じる政治記者・西郡十和子のキャラクターについて、「バリバリのキャリアウーマン。バリバリの取材力があって、クエスチョンと思ったことにつき進んでいく行動力がある女性」と語る。自身との共通点を聞くと、少し考えつつも「ある意味、私も突進型かもしれない。何か知りたいと思ったことに対しては似ているかもしれないです」と笑った。

 日本テレビの報道番組「NEWS ZERO」で2007年から18年まで11年間キャスターを務め、被災地や介護、待機児童などさまざまな社会問題を取材してきた。ただ「私がやらせていただいたキャスターは、報道記者としてワーっと行く人ではなかったので。YouTubeで報道バリバリの女性記者の映像も見ました。(取材現場で)ガッと斬り込んでいく姿とか…」とその違いを意識し、イメージを膨らませた。

 劇中では、大物政治家や大企業会長らに食い込むキャリアウーマンを演じるが、撮影現場では同郷のスタッフらと方言を言い合うなど“和ませ役”になっている。「スタッフの方に福岡県人が2人いて、方言でしゃべったりして、わちゃわちゃやってて」と笑顔。「ドラマの内容が社会派の結構重いものだけど、私と小関(裕太)くん演じる部下の政治記者とのシーンは“ほぐれる”シーンが多くて、みんな私たちが来ると、“あっ、なんかホッとする”“コメディー部門来た”みたいな感じになっています」と緊張感のある現場で欠かせない存在となっているようだ。

スポーツニッポン

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