ビートたけし“何でも携帯で”の現代社会に警鐘「相手の表情とかうかがえないんで...かえって大もめに」

2025年5月4日(日)21時43分 スポーツニッポン

 ビートたけし(78)が、4日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演し、携帯電話で済ませがちな現代社会の問題点について語った。

 今年は“昭和100年”。電話や交通、人々のマナーの変遷などを紹介した。携帯電話は1970年の大阪万博で展示されており、今では当たり前の光景になった。

 番組にはたけしやエッセイスト阿川佐和子氏ら昭和世代のほか、タレント藤井サチら平成生まれ世代も出演。藤井は「スマホ1台あればどんな仕事でもできる。映像撮ってYouTubeに載せたら、それでお金が入ったりとか。稼ぐ方法がめちゃめちゃ増えた。しかもお家からでも、世界中どこからでもお仕事ができるというのが画期的」と、得意げに説明した。

 「これだよ…。人と付き合わずに稼ごうという」とつぶやく阿川氏に、藤井は「なるべく仕事以外であんまり人と話したくないですもん」とこぼした。また「電話大っ嫌いですもん」とも打ち明け、「全部LINEで。LINEの方がタイパ(時間の効率)がいいんですよ」と続けた。

 世代間ギャップの典型的なやりとりを受け、たけしは「言いづらいことも携帯で、直接言わなくなってくるじゃない?リスクを避けているから」と問題点を指摘。「対面で相手の表情とかうかがえないんで、仕事が…便利なようで関係が薄まって、かえって大もめにもめるところがあるね」と警鐘を鳴らしていた。

スポーツニッポン

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