陣内智則 令和ロマン・くるまの吉本契約解除に見解「一方的に言ってるように思うけど、僕が聞いたのは」
2025年5月4日(日)14時3分 スポーツニッポン
お笑い芸人の陣内智則(51)が4日、TBS系「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。お笑いコンビ「令和ロマン」髙比良くるま(30)について吉本興業とのマネジメント契約終了したことに見解を示した。
事務所の先輩としてコメントを求められた陣内は「もうちょっと見てもらったらわかると思うんですけど、僕もYouTube見たんですけど、吉本が一方的に“退所してくれ”って言ったようにはなってるんですけど、おそらく僕はそうじゃないと思うんです」とコメント。「もうちょっと話した結果、吉本はくるまのこと、令和ロマンのことを本当に守ろうとしていたと思うんですけど、事情聴取もあるから、みんな足並みそろえてリリースをしたかった。それは令和ロマンを守るために。ただ、令和ロマンも1タレントですけど、商品なので。自分が社長なので、セルフプロデュースをしてYouTubeを出したい。どっちも悪くはないと思うんですよ。ただ吉本は守ろうとしてたと思うんですよ」と話した。
さらに、YouTubeの動画について「くるまもおもしろおかしく軽快にはしゃべってるんですよ。おそらく吉本も一方的ではなかったと思いますし、正直、令和ロマンなんて吉本を背負って立つ逸材なんで、絶対に契約は解除したくなかったと思うんですよ」と断言。「そこは話し合ったうえに、やっぱりコントロールきかなくなったっていうのがあると思うんで、くるまがおもしろおかしくしゃべった感じで、これだけ見ると一方的に“契約解除”って言ってるように思うんですけど、僕が聞いたのはちゃんと話した結果、この形でいきましょう、っていうのだと思うんですよね」とした。
そのうえで「僕たちにとってはかわいい後輩なので、いてほしかったけど、ただ変わらず別に芸人続けるわけなんで」とエールを送った。
司会の和田アキ子から「そういうの先輩に相談はないの?」と聞かれ、陣内は「僕はそこまでプラベートは知らないんで。凄い逸材っていうのはわかっているんで、そんな簡単に退所させないと思うんで。本当に足並みがそろわずに…」と慎重に言葉を選ぶと、和田も「コンプラも厳しいからね」」と応じた。
くるまは今年2月、オンラインカジノを巡って警視庁から事情聴取を受けたことを公表し、芸能活動を自粛していた。そして、今月28日に所属事務所の吉本興業を退所したことを報告。相方・松井ケムリは同事務所所属のままで、コンビとしては活動を継続することも発表した。
28日に配信されたYouTube動画では、騒動を謝罪した上で退所理由を説明。活動自粛を発表する際に無断で動画を配信したことが、吉本興業から問題視されたと明かし、自粛中に同社幹部社員と協議した際には「会社との信頼関係が壊れてしまった。くるま君が望むなら契約解除する」と言われたという。