6月にAKB卒業の村山彩希 8月「新・幕末純情伝」で舞台単独初主演「今までにない自分に出会える」
2025年5月6日(火)21時0分 スポーツニッポン
6月15日にAKB48を卒業する村山彩希(27)が8月8日に東京・紀伊國屋ホールで開幕する舞台「新・幕末純情伝」に主演する。初の舞台単独主演。混沌(こんとん)の幕末を、女性であることを武器に駆け抜けた少女・沖田総司を演じる。村山は「まさか卒業後すぐにこんな大きなお仕事をいただけるとは思っていませんでした。不安もありますが、それ以上に楽しみな気持ちが大きいです」と意気込んだ。
劇作家つかこうへいさんの代表作で新選組の沖田総司が実は女性だったという物語。沖田は、ただ可憐ではかないだけではない。愛し、裏切られ、叫び、剣を振るい、命を燃やす——そんなすべての感情を抱えた役どころだ。「シアターの女神」と称されるほど、舞台上での表現力に定評のある村山。「沖田総司という強い女性を演じることで、今までにない自分に出会えるのではと感じています」と、その強さとしなやかさを昇華させていく。
また、これまで幾度となく上演されてきた名作が、このたび初のミュージカルになる。村山は「AKB48で培った経験を生かしながら、歌とダンス、そしてお芝居にも真摯(しんし)に向き合い、新たな挑戦を全力で楽しみたいと思います!」と誓った。