紗栄子 閉鎖寸前の牧場を経営するきっかけ「お客さんとして来ていたんですけど...」

2025年5月9日(金)21時34分 スポーツニッポン

 タレント紗栄子(38)が、9日放送のフジテレビ系「ザ・共通テン 2時間SP」(後8・00)に出演し、自身が牧場を経営することになったいきさつについて語った。

 この日は「動物で人生が変わった人たち」がテーマ。紗栄子は女優、タレント業を続けながら、現在は栃木県大田原市の牧場「NASU FARM VILLAGE」を経営している。牧場では14頭の馬、21匹の保護猫、3匹の保護犬と暮らし、動物保護活動に力を入れている。

 紗栄子が経営者になったのは約5年前。もともとは乗馬のために訪れたという。「もともとは前の事業主の方が経営難で、この土地がどうなるか分からないタイミングで私は来ていて。お馬さんのトレッキングで、お客さんとして来ていたんですけど」。そんな中、気になったのが、動物たちの運命。「お馬さんやワンちゃんの命がどうなるか分からないみたいな話があって、私が手を挙げて、ここの経営に参画することにしました」。閉鎖の危機にあった牧場と、動物たちを救うことを決意した。

 現在は移住し、経営に本腰を入れている。「自分ですべてのセクションに入って、みんなと共通の言語で話して」。牧場スタッフと顔を突き合わせて話すことで、コミュニケーションを取ったという。ちょうど新型コロナウイルスの感染拡大の時期だった。「運営で言うと、スタートが難しくて、コロナ禍でスタートしたこともあって。どうしても赤字の経営だったということとか、悪い部分ものをいっぱい目にしていたので、生半可な気持ちでできないなというところだった」と回顧。「でもやるしかなかった。その時が一番、大変だった。とにかく進むしかなかったから」。覚悟を決めたという。

 犬、猫たちが里親に引き取られていくのは「(うれしさと寂しさの)どっちもあるかな」と本音も。それでも「保護犬、保護猫ちゃんを家族に迎え入れる選択をしてみませんか?という啓蒙活動も、凄く大切なことだなと思ってやっていますね」と使命感を口にした。

 14歳で芸能界に入り、多方面で活躍した。「自分がやりたいこととかはある程度、自分自身では達成できたところだった」と回顧。「その先の自分の原動力になるというか、この子たちは1人では生きていけないので、私がこの場所を守ることで、この子たちが安心して暮らせていけるんだったら、私が頑張るしかない」と話していた。

スポーツニッポン

「経営」をもっと詳しく

「経営」のニュース

「経営」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ