「昭和100年映画祭 あの感動をもう一度」1万3783人を動員、1993万円超の興行収入 東映発表

2025年5月9日(金)16時23分 スポーツニッポン

 7月27日に閉館する東映最後の直営館「丸の内TOEI」で3月28日から5月8日まで開催された「昭和100年映画祭 あの感動をもう一度」が1万3783人を動員、1993万7000円の興行収入を計上したと9日、東映が発表した。

 上映作品は「人情紙風船」「キューポラのある街」「男はつらいよ」「八甲田山」「蒲田行進曲」「新幹線大爆破」など42本。東映だけでなく、松竹、東宝、KADOKAWA、日活と配給会社の垣根を越え、さらにはテレビ局、出版社、制作プロダクションの協力を得て、「昭和」を代表する作品をピックアップし、話題を呼んだ。

 東映の多田憲之会長は「期間中、多くのお客様にご来場いただき、映画を楽しんでいただけたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。昭和の時代の方々懐かしくご覧頂いたのはもちろんですが、平成生まれの方々が本当に多くいらしてくださいました。中には広島や神戸、京都や大阪など、遠方からわざわざいらしてくださったお客様も少なくありませんでした。観賞後には数え切れないほどの感想や励ましのメッセージをいただきました。映画に携わる者としてこれ以上うれしいことはありません。丸の内TOEIでさまざまな年代の方が一堂に会して、昭和の映画に息をのみ、笑い、泣き、興奮するという時間を共有して頂けたこと、。この映画祭にかかわった全ての方々に御礼申し上げます」とコメントを寄せた。

 映画祭からバトンを受け、閉館関連プロジェクト「さよなら丸の内TOEI」が9日にスタート。7月27日までの80日間にわたり、劇場を彩った100本以上の作品を上映し、感謝のグランドフィナーレにつなげる。

スポーツニッポン

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