RIIZE、単独初の日本公演に2.4万人熱狂 EXOベクヒョン映像出演に会場沸く

2024年5月13日(月)4時0分 オリコン

初の単独日本公演を開催したRIIZE(左から)アントン、ソヒ、ウォンビン、ウンソク、ショウタロウ、ソンチャン Photo by 河村美貴(田中聖太郎写真事務所)

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 東方神起SHINeeEXO、NCTらが所属するSMエンターテインメントから昨年9月にデビューしたボーイズグループ・RIIZE(ライズ)が12日、東京・国立代々木競技場第一体育館で初の単独日本公演『2024 RIIZE FAN-CON ‘RIIZING DAY’ in TOKYO』を開催。2時間40分にわたってライブやゲーム、トークを繰り広げ、前日とあわせて2日間計2万4000人を熱狂させた。

 オープニング映像でメンバーが大映しになるたびに絶叫の嵐となった。会場に雷鳴が轟くなか、巨大LEDビジョンが左右に開き、メンバーのョウタロウ(23)、ウンソク(23)、ソンチャン(22)、ウォンビン(22)、ソヒ(20)、アントン(20)が横一列に並んで登場。待ち焦がれたファンは、グループカラーのオレンジのペンライトを激しく揺らした。

 ショウタロウが「東京!ラスト行くぞー!」と叫ぶと、爆音が鳴り、ファイヤーボールが噴き上がるステージでダンスパフォーマンス曲「Siren」からスタート。グループ名「RIIZE」の由来となった「RISE(成長する)」「REALIZE(実現する)」の文字がプリントされた衣装をまとったメンバーは、高速ステップを踏みながら、目まぐるしくフォーメーションを変えるパフォーマンスで会場は興奮のるつぼと化した。

 その後のMCでショウタロウが「かっこよく『東京、いくぞー!』って言おうと思ったら声が裏返っちゃって」と悔やむと、メンバーは「昨日もそうでしたよ」とツッコミ。もう一度やり直したショウタロウはご満悦だった。

 自己紹介ではウォンビンが「皆さん!昨日の公演でちゃんとあいさつができなかったので今日は頑張ります」と宣言したものの、何を言っているのか聞き取れず、ショウタロウがダメ出し。2度目には「RIIZEの寿司職人、板前ウォンビンです。いらっしゃいませ!」と、かつて寿司職人を志していたウォンビンらしいあいさつを成功させ、寿司を握るマネをしてファンを沸かせた。

 ゲームやトークでもファンを楽しませ、クレーンゲームでゲットしたカプセルの中に入っているファンからの質問に答えるコーナーも。「アイドルになっていなかったら?」の質問に対してソンチャンは「大学生」、アントンも「大学生になって音楽を専攻していたと思います」、ソヒは「小学生?(笑)…大学生」と回答。ウォンビンはブレることなく「いらっしゃいませ!寿司職人!」と元気よく答え、ウンソクは「宇宙飛行士」、ショウタロウは「大企業の社長」と言って笑った。

 ライブバートではウンソクが「ここにいる人だけが見ることができるステージ」と紹介し、ワン・ダイレクションの「ワン・シング」をカバー。スタンドマイクを前に6人が横一列に並んで歌声でも魅了すると、ウォンビンとウンソクが花道をダッシュ。メンバーも後に続いてセンターステージへ移動し、ファンの大声援に手を振りながら応える。

 「HAPPY! HAPPY! HAPPY!」や所属事務所の大先輩・SUPER JUNIORの「White Christmas」のカバー、「Love119 (Japanese Ver.)」でたたみかけ、ソヒの澄んだ高音が会場中に響き渡ると、雪のような紙吹雪が降り注いだ。

 再びゲームコーナーに戻り、“兄チーム”のショウタロウ、ウンソク、ソンチャンと、“弟チーム”のウォンビン、ソヒ、アントンの2チームに分かれて対決。ダンスチャレンジ対決では、お題としてTWICE「LOOK AT ME」、EXO「Growl」、TWS「plot twist」、YOASOBI「アイドル」などの一覧から、ファンのリクエストが多かったHoneyWorks「可愛くてごめん」にチャレンジすることになった。

 参考動画が映し出されると、なんと、先輩グループ・EXOのベッキョンことベクヒョンが映像で登場し、「可愛くてごめん」のお手本を披露するサプライズで会場は騒然となった。兄チームと弟チームがそれぞれチャレンジした結果、よりファンの歓声が大きかった弟チームが勝利。その後は6人でEXOの大ヒット曲「Growl(ウルロン)」にチャレンジし、ファンの歓声がこだました。

 最後のライブパートでは、スモークが立ち込める幻想的なステージで、6月に発売される1stミニアルバム『RIIZING』収録の新曲「Honestly」を披露。甘美なボーカルを堪能できるR&Bでファンを酔わせた。そこから一転、「Talk Saxy」でキレキレなダンスで沸かせると、ファンも息のあったコールで大盛り上がり。デビュー曲「Get A Guitar」でも、RIIZEとBRIIZE(ブリーズ=RIIZEファン)が一体化した。

 さらに、グループ誕生のきっかけとなったダンスナンバー「Joy」、新作『RIIZING』に収録される「9 Days」、ミュージックビデオも注目されている「Impossible」を日本初披露。メンバーのサインがプリントされた金銀のテープも華やかに舞い、ファンの歓呼の声が響き渡った。

 盛大な「RIIZE」コールが巻き起こったアンコールでは、RIIZE初のファンソングとなるミディアムナンバー「One Kiss」でBRIIZEへの愛を誓う。

 ショウタロウが改めて日本デビューが決定したことをファンに伝えると「(韓国で)デビューしてまだ1年も経ってないんですけど、僕たちはラッキーです」と喜びをかみしめた。

 ソンチャンは「7月からホールツアーを開催します」と伝えると、「各地のおいしいラーメンを食べたいです」とにっこり。ソヒは「仙台で牛タンを食べたい」と声を弾ませ、ウォンビンは「いい思い出を作りましょう」と呼びかけた。

 ショウタロウは「たくさんの応援ありがとうございます。僕たち一生懸命頑張って、またここに戻ってこられるように頑張ります」と約束。ラストナンバーは「僕たちにとっても特別な思い入れがある曲です」と紹介し、デビュー前に発表した「Memories」で締めくくり。センターステージで疾走感のあるさわやかなポップソングを軽やかに披露し、新たな“Memories”を刻んだ。

オリコン

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