日本絵本賞大賞に五味太郎さんの「ぼくは ふね」…次点に「ひとのなみだ」と「ゆきのこえ」
2025年5月15日(木)15時0分 読売新聞
日本絵本賞大賞を受賞した五味太郎さん(東京都港区で)=帖地洸平撮影
「第30回日本絵本賞」(全国学校図書館協議会主催、松岡マジック・ブック・ヘリテージ協賛、読売新聞社、中央公論新社特別協力)の最終選考会が開かれ、最高賞の日本絵本賞大賞は「ぼくは ふね」(五味太郎作、福音館書店)に決まった。2024年に発行され、全国学校図書館協議会の選定で合格した752点から選ばれた。五味太郎さん(79)は、1973年に第1作となる絵本を発表してから、400冊以上をてがけてきた。
次点の日本絵本賞(順不同)は「ひとのなみだ」(内田麟太郎文、nakaban絵、童心社)と、「ゆきのこえ」(おーなり由子文、はたこうしろう絵、講談社)が受賞。日本絵本賞翻訳絵本賞には「ねえ、おぼえてる?」(シドニー・スミス作、原田勝訳、偕成社)が選ばれた。