『WIND BREAKER』六方一座編のPVと新キャスト発表！興津和幸が中村幹路役で登場、逢坂良太の演技を千葉翔也が絶賛

2025年5月16日（金）21時20分　ABEMA TIMES

　ABEMAにて、5月10日（土）に、TVアニメ『WIND BREAKER Season 2』の特別番組『六方一座編開幕特番』が独占無料放送された。

　本番組では、新章「六方一座編PV」が初公開されるとともに、新キャスト情報も解禁。内田雄馬（桜遥役）、千葉翔也（楡井秋彦役）、逢坂良太（椿野佑役）に加え、番組内で解禁された新キャスト・中村幹路役の興津和幸が出演し、前章「KEEL編」の振り返りや「六方一座編」の見どころを語った。

■椿野役・逢坂良太が語った役作りのポイントは？

　「六方一座編」開幕に向けた本放送。番組の冒頭ではPVが初公開され、新キャストも解禁に。超武闘派集団「六方一座」の座長・中村幹路役に興津和幸、幹路を慕い、追われているところを桜たちに助けられた少女・成田しずか役に上田麗奈が発表され、内田、千葉、逢坂から「強い2人ですね〜」「最強ですね〜」と期待の声が飛び交う。さらに、スペシャルゲストとしてスタジオに興津も登場。大盛り上がりで番組がスタートした。

　番組内では「KEEL編」を振り返ったほか、「六方一座編」のキーパーソンとなる椿野佑のダイジェストも公開され、ここでは逢坂が役作りのこだわりを披露。可愛いものが好きで、スカートやハイヒール、リボンという風貌が特徴的な椿野だが、オーディションの時から「喋り方が女性なだけであくまで男性なので、オネェっぽくしないでください」というディレクションがあったそうで、逢坂は「普通にオネェ言葉をしゃべると語尾が高い声になるんですよ。それだと男っぽさがなくなるので、語尾を低いところで終わらすっていうのは意識して演じました。別に女の子になりたいわけではない、可愛いものが好きな男の子なので」と芝居のポイントを語る。

　また、椿野の第一声は桜との初対面シーンでの「やっと会えたわぁ」というセリフだったが、椿野を女性と勘違いした桜の「声、太！」というセリフに対し、どこまで野太くするのか、塩梅に悩んだことも語った逢坂。「『声、低！』だと俺じゃないほうが成立するかもしれないけど、これは『声、低！』ではなく『声、太！』だから。桜は女性だと半分思っていたんだなって解釈をしてミスリードとして普段よりもちょっと野太くしてみました」と話し、他のセリフより野太さを意識したことを披露。千葉は「椿野って、表情がすごく豊かな人物だから、どういう喋り方かって言われたらイメージがつかなくて。でもそこを逢坂さんが真っ直ぐにやることでめちゃくちゃしっくり来た感じがありました」と語り「聞いてからはあの声以外考えられないです！」と逢坂の芝居を絶賛した。

■興津和幸、中村幹路の印象は「すんごい元気！」

　さらに続けて「六方一座編」の見どころも語った一同。中村幹路の印象を聞かれ、パッと「元気！すんごい元気」と言い切る興津にスタジオは大爆笑。一方で、“大切に思っているしずか”との関係について触れられると「やめろよ〜」と赤面し、さらなる笑いを誘う。

　また、しずかの紹介では、椿野と一緒に「ショーパブOUGI」のステージに立つ歌い手ということで、原作の通りアニメでも歌うシーンはあるのか、椿野はどんなステージをするのかが話題に。4人は「それは…ご期待ください！」「信じられないくらいコンテがガチでした」と匂わせのコメントを放ち、ファンの期待感を高めた。

　そうして笑いに包まれながら番組はあっという間に終わりの時間に。最後にファンへメッセージを送った4人。興津は「六方一座編がいよいよスタートします。この番組ではふざけておりますけど、至って真面目に活動しておりますので、是非ともお楽しみに！」とユーモアを交えてコメント。また内田は、「収録現場も新しいキャラクターが登場する度に熱量が上がり、その熱量をしっかり作品に落とし込んで収録を続けておりました。作中もいろんな人のドラマが描かれていますが、みんなの心の中で本当に大事にしているもの、真の部分をこのクールでは描いておりますので、引き続きキャラクターたちの心に秘めている想いに注目して楽しんでいただけると嬉しいです」とSeason 2の見どころを語り、番組を締めくくった。