「あんぱん」黒井先生、婚家を追われた過去...ネット同情「おつらい経験を」「優しい顔に」のぶ母校赴任

2025年5月16日(金)8時15分 スポーツニッポン

 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は16日、第35話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第35話は女子師範学校卒業が近づくある日、朝田のぶ(今田美桜)は黒井雪子(瀧内公美)から手紙の差出人『柳井嵩子』が偽名なのでは、と指摘される。関係を怪しむ黒井に、のぶは柳井嵩(北村匠海)の絵に救われたことなどを説明。もう手紙が来ることはないと思うとうつむくのぶに、黒井は「あなたは、やっぱり弱い」——。そして、1938年(昭和13年)3月、配属先が決まったのぶは卒業。新たな一歩を踏み出し…という展開。

 原豪(細田佳央太)の出征から数カ月。朝田蘭子(河合優実)は袢纏(はんてん)に手をやる。

 1938年(昭和13年)1月。のぶは嵩からの全手紙を提出した。

 黒井「女子師範学校生でありながら、ふしだらにもほどがある!」

 のぶ「決してやましい関係ではありません」

 黒井「信じられませんね。男女間の友情など」

 黒井は結婚して家庭に入る道も提示。のぶは教職を選んだ理由を尋ねた。

 黒井「一度、結婚したことはあります。女子師範を卒業してすぐに、嫁ぎました。3年間、子どもができず、婚家を追われました」

 のぶの配属先は、母校・御免与尋常小学校に決定。小川うさ子(志田彩良)との“最後の薙刀”は引き分け。うさ子は学校に残り「うちは、黒井先生を一生お支えする」。後輩の指導にあたる。

 卒業式を終え、黒井は「愛国の、鑑たれ!」とのぶを見送った。

 のぶは3年1組の担任に。「新米先生、おはようございます。ほいたらね!」(語り・林田理沙アナウンサー)

 SNS上には「黒井先生、バツイチ?」「え?離縁された?」「黒井先生もおつらい経験を…」「黒井先生はこの道しか選択肢がない人だったのね」「黒井先生も戦後、後悔するんだろうか」「黒井先生、優しい顔になってのぶちゃんを見送ったぞ」などの声が上がった。

 19日からは第8週「めぐりあい わかれゆく」に入る。

スポーツニッポン

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