安藤サクラ&永山瑛太ら出演『怪物』引っさげ、是枝裕和監督がカンヌへ

2023年5月17日(水)12時26分 シネマカフェ

是枝裕和監督/第76回カンヌ国際映画祭 Photo by Ernesto S. Ruscio/Getty Images for Campari

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第76回カンヌ国際映画祭がフランス時間5月16日に華々しく開幕、そのオープニングレッドカーペットに、コンペティション部門での公式上映を控える『怪物』(インターナショナルタイトル:MONSTER)の是枝裕和監督が登場。今後、脚本を手掛けた坂元裕二、主演の安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太も現地入りし、公式イベントに参加予定となっている。




各国の映画監督や俳優、セレブたちが豪華絢爛な衣装を身にまとい、レッドカーペットを歩く中、「プラダ(PRADA)」のネイビーのタキシードに身を包んだ是枝監督が登場すると、一般客や世界各国から集まったカメラマンたちからは大きな声で「コレ・エダー」と声がかかり、監督は笑顔で手を振りながら撮影に応じ、『怪物』プレミア上映への期待も高まる場となった。

また、坂本龍一さんが手掛けた「戦場のメリークリスマス/Merry Christmas Mr.Lawrence」などの楽曲が流れる中、是枝監督の『真実』で主演を務めたカトリーヌ・ドヌーヴをはじめ、ユマ・サーマン、マッツ・ミケルセン、エル・ファニング、ヘレン・ミレン、エマニュエル・ベアール、ファン・ビンビン、コン・リー、ジョン・C・ライリーなどが続々レッドカーペットに登場。

さらに、オープニングを飾るのが仏監督マイウェンの新作にして、ジョニー・デップ主演の伝記映画『Jeanne du Barry』(原題)ということもあり、主演のジョニー・デップがポニーテールにサングラスのタキシード姿でレッドカーペットに降り立った際には会場にどよめきが起こる場面も。

また、今回の映画祭で名誉パルム・ドールの受賞が決まっているマイケル・ダグラスが妻のキャサリン・ゼタ=ジョーンズと共に登場した際にも、会場には熱気が立ち上っていた。

今回審査員長を務めるのは、昨年のカンヌで2度目となる最高賞パルム・ドールを受賞した『ザ・スクエア 思いやりの聖域』『逆転のトライアングル』のリューベン・オストルンド監督。さらに、審査員には俳優のブリー・ラーソンやポール・ダノらが名を連ねている。

コンペティション部門に選出された計21作品の中から最高賞となるパルム・ドールをはじめ各賞が発表となる授賞式は、フランス時間の5月27日に開催予定となっている。

『怪物』は6月2日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。

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