「相性が良かったんです」夫でも、彼氏でもない“49歳おじさん”とセクシーな動画を撮影…“セクシーすぎる”女性YouTuberが語った、謎の同棲生活の実態
2025年5月18日(日)12時0分 文春オンライン
〈 夫でも、彼氏でも、友達でもない「49歳おじさん」と2人きりで同棲生活…“セクシーすぎる”女性YouTuberが語る、“謎の二人暮らし”が始まった経緯 〉から続く
“セクシーがダダ漏れしてしまうコスプレイヤーでゲーマー”として、登録者39万人のYouTubeチャンネルを運営している、ちゅきめろでぃ。
マネージャーのまねた氏(49)と同棲しながら活動する彼女に、共同生活を送るうえでのルールやトイレ事情、マネージャーと暮らすことのメリット、今後の目標などについて、話を聞いた。(全3回の3回目/ 1回目 から読む)

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2人とも背水の陣でYouTubeに取り組んでいる
——まねたさんは、仕事を辞めてマネージャーになり、東京から名古屋へ移住。それによって、勘当状態であると。
まねた 東京を出る前は、家族と仲良くやってましたけど。出てからは、まったく連絡を取ってないですね。たまーに、親父からちょこちょこ連絡が来ますけど。名古屋に行ってから、妹が結婚して、弟も結婚して、それぞれ子供も生まれたらしいんですけど、その甥っ子たちに1回も会ったことないです。
ちゅきめろでぃ 私の仕事が、世間からしたらちょっとハズいというか。「そんなのに人生を捧げるなんてどうかしてる」みたいな。
まねた 親は70代後半なんで、若い女の子がYouTubeで動画を流してお金稼ぐってのが理解できないでしょうしね。でも、ネットとかに本当に疎い人たちなんで、どこまでわかってるのかってのもあるし。いきなり会社を辞めて、名古屋に行って、なにかしら働いているんだろうって認識じゃないですかね。
ちゅきめろでぃ だから、ふたりとも背水の陣なんですよね。そこもふくめて、本当に気が合うというか。
「本当にノーストレス」お風呂は共有、トイレは…同棲生活のルールとは?
——同棲するにあたってのルールって。
ちゅきめろでぃ ルールはそこまでないんですけど、まねた君って物音が超静かなので、いるかいないかがわからないんですよ。なので、私としては本当にノーストレスで暮らせてたから、本当にルールとかあんまりいらないみたいな。
強いて言うなら、「リビングとか共用部は汚さないで」ってくらいで。まねた君の部屋だけ散らかってるんですけど、それは私が口を出すことじゃないんで。
あと、まねた君はジュースをすごく飲むんですよ。健康のためにも、飲む本数を減らしてとは言ってますけど、そんなもんですかね。
——トイレとか気になりませんでしたか。
ちゅきめろでぃ 1階と3階にトイレがあるんで。1階は、まねたくんの部屋とガレージ、トイレ。3階は、すべて私が占有していて、仕事部屋、寝室、トイレ。2階がリビングとキッチン。そういう造りだったんで、1階はまねた君、2階は共有、3階はわたしと、完全にエリアと生活を分けることができたんです。
まねた君は、お風呂のときだけ上がってくる感じで。「ああ、まねた君、今日は家にいたんだ」と気配を感じながら部屋で仕事する、みたいな。
——風呂場の共有も問題なく?
ちゅきめろでぃ お風呂はまったくなかったです。でも、トイレはふたつあったけど、ちょっと気にはしてましたね。結局、まねた君が掃除して両方ともキレイにしてくれてるんで、どっち使ってもいいんですけど。
「まったく気にしないです」洗濯物を一緒に洗っているのか問題について
——食事は交代で作るとか?
ちゅきめろでぃ 時間帯にもよりますけど、私が確実に家にいるとわかったら「なにか作りましょうか」って聞いてくれて、「ヨロー」みたいな。で、作ってくれて。
——どんなものを作るのですか。
まねた リクエストがあれば、とりあえずネットで調べてみて作ります。
ちゅきめろでぃ ほんと、なんでも作ってくれます。「これはできない」とか、断られたことはあんまりないですね。
——ちゅきめろでぃさんは、料理は苦手?
ちゅきめろでぃ 私は一切やらない(笑)。そもそも食にあんまり執着がないので、おいしいとかまずいとか、どうでもいいみたいなタイプなんです。もはや食べるのがめんどくさいので、ひとりで適当なものを食べてたんですけど。
——洗濯物を一緒にされても平気。
ちゅきめろでぃ まったく気にしないです。勝手な想像なんだけど、たぶん気を使って一緒に洗ってないんじゃないかなって。
まねた そのとおりです。自分と彼女のぶんは分けて洗ってます。
ちゅきめろでぃ だと思ってました。でも、強要したことないんです。私はそういうのがどうでもいいほうなんですけど、まねた君は謎に気遣いが細やかで。
ほんと、「私ができないことを俺がやる」みたいな。もう、なんでもやってくれるんですよ。ご飯に掃除に洗濯だけでなく、畳んだり、しまったりとかも。掃除も掃除機をかけるだけじゃなく、洗面台も磨いてくれるし、お風呂も洗ってくれるし。私は家事全般がダメで、そこもサポートしてくれているんです。
「まねた君は奉仕の精神が普通の人より強い」
——まねたさん、これまでに結婚や同棲をしていたことは。
まねた まったくないです。
——面倒だなと思ったりすることって。
まねた 自分のためにやらなきゃいけないと思うと、サボれるところはサボっちゃうんですけど、人のためとなるとそうはいかないじゃないですか。そうなると、もう普通にやっちゃいますね。
ちゅきめろでぃ ちょっと言い方がアレかもしれないけど、まねた君は奉仕の精神が普通の人より強いんじゃないかなって。
まねた 頭に立ってあれこれやるよりも、トップの下にいて補佐をして回していくほうが好きだったというか。
ちゅきめろでぃ なので、そもそも相性が良かったんだよね。
まねた そうですね。
「一緒に住んだほうが早い」夫でも、彼氏でもない男性と同棲生活を送る理由
——ちゅきめろでぃさんは、なんでもない男性と一緒に暮らすということには抵抗もない。
ちゅきめろでぃ YouTubeに人生を全振りしてるので。ユーチューバーって、みんなで一緒に住むようになるじゃないですか。たとえば、はじめしゃちょーさんとか。
それ、めっちゃ理解できて。やっぱ、そうなってくんですよね。「本気で結果出したい」って、数字にこだわりだすと「効率、効率」ってやっぱなってく。で、効率を突き詰めると、一緒に住んだほうが早いとなるので。
——同棲してからは、効率がえらく上がったと。
ちゅきめろでぃ めちゃくちゃ。同棲が、私のターニングポイントになったといっても過言ではないですね。まず、「案件先からなにか来たよ」といった連絡の伝達スピードが速いです。下にいますから。
あと、まねた君がパッと新しい動画のアイデアを思いついて、いきなりカメラを回すにしても、別々に住んでいたらどうしたって時間がかかるけど、1階から3階に上がってくるだけなんで。パッと考えて、パッと準備して、パッと撮影できる。
「完全に私を舐めてるな〜」仲の良い2人がケンカした原因とは
——その距離感ゆえにストレスが生じることは。ケンカすることもないですか。
ちゅきめろでぃ たまにケンカした気がしますけど、大事になることはなかったですね。ずっと仲良く暮らしてて。でも、なんか1回あったか。でも、原因は私じゃないとこにあった気がする。
まねた なにか揉めるときは、だいたい私がうまく伝達できてないとか、受けた仕事をうまく処理できなかったりってのが理由で。仕事の話を聞いていて、「やらなきゃいけないな」と思ったけど忘れたとか。ケンカというよりも注意される。まあ、社長と部下みたいな(笑)。
——そういう場面では、ちゅきめろでぃさんは社長としてガーッと言う。
ちゅきめろでぃ ものによりますけど、「ふざけんなー!」って壁とかぶん殴ったことがあるのを思い出しました。先月の話なんですけど、「なんか、完全に私を舐めてるな〜」と感じて。
——「年下だから」とか「女性だから」みたいなものを感じた?
ちゅきめろでい なんていうんでしょうね。すべてにおいて、私を舐めてるなって。
まねた (笑)。
ちゅきめろでぃ ガーッと言ったら、すごい反省してくれて。その日から、生まれ変わったレベルで変わったんですよ。
——笑っていますけど、舐めている自覚はあったのですか。
まねた いや、「年下だから」みたいなものはまったくないですね。YouTubeって、いままで知らなかったり、携わったことのない世界だったので、僕ができていなかったことが多かっただけで。ほんと、いろいろ教えていただいてますね。
「とにかく、やれることを全部やろう」つき合ってないけどエロ系の動画に挑戦
——YouTubeでは、カップルの設定にしているわけではない?
ちゅきめろでぃ そんな設定を作ってるつもりはないんですよ。みんなが「つき合ってる」とか言ってきて、うちらも「エーッ」って。こないだ、同級生に会ったときにも「ねえ、本当につき合ってるの?」って聞かれましたし。
まねた 私の友人たちは「仕事なんだよね」と理解してくれてるんですけど、リスナーさんにお会いする機会があると、「いいなー。代わってほしいですよ」なんて言われますね。
ちゅきめろでぃ 最初の頃はイヤだったんですよ。付き合ってる扱いされるのが。事実と違うのに事実っぽく認知されて広がっていくことが、ちょっと不気味というか。
でも、あるリスナーさんから「ふたりがつき合ってる、つき合ってないというのが楽しい」って教えてもらったことがあったんですよ。それで、「みんなは、これを楽しんでるんだ」と知ったんですね。そこから「なら、いっか」って。
——そのあたりを意識しているのかわかりませんが、動画はエロがかったものも目立ちますよね。エロがっているまねたさんが、ちゅきめろでぃさんの部屋に入り込んできわどい質問をぶつけるという。
ちゅきめろでぃ 再生数も登録者数も稼げなくて、2021年の11月に福井の山奥で失踪事件を起こしたじゃないですか。そのあとに、まねた君と「とにかく、やれることを全部やろう」って。
まねた ショートから長尺のものまで、いろいろなユーチューバーの動画を見まくって、「これは僕らにもできそう」とか「もうちょっとアレンジすれば、うちでもやれるな」みたいのを100個くらいまとめてネタ帳にして。「これ、やりません?」って言って、どんどん撮影していってたんですよ。
ちゅきめろでぃ それでエロ系に挑戦したのが、私が一戸建てに引っ越した頃ですね。2022年の6月だから、同棲する直前。最初はまったく勝算なかったんですけど、すこしずつアップしていったら、急に跳ね出したのでビックリして。
名古屋から東京に拠点を移して活動し始めた経緯
——どういった部分が受けていると感じています?
ちゅきめろでぃ やっぱり男女での掛け合いであるところと、この独特な立ち位置じゃないかなって。ひとりはユーチューバーのようなゲーマーのような女性で、もうひとりは親近感が湧くような中年男性。
この組み合わせが、YouTubeではあまりいないと思うんですよ。そうした新鮮さとか珍しさもあって、受けたんじゃないかなと。
——現在は、拠点を名古屋から東京に移しているそうですね。
ちゅきめろでぃ 今日みたいな取材だったり、イベントだったりと、ありがたいことに東京での仕事が増えて。でも、そのたびに上京してホテルを取るとお金もバカにならないし、新幹線に乗って移動となるとその時間がもったいないじゃないですか。
東京に家があれば、そのまま家に帰って、すぐにでも配信することができるし。それで、もう東京に行こうと。
——東京でも同棲を。
ちゅきめろでぃ はい。
——YouTubeを続ける限り、同棲も続ける。
ちゅきめろでぃ その方向でいきたいですね、私は。
まねた そうですね。
「やっぱり私のことが好きだから…」もし2人に恋人ができた場合は?
——どちらかにパートナーが出来たら、どうされるのですか。ちゅきめろでぃさんは「私は恋愛に重きを置かないと決めてる」と話していましたが。
まねた たしかに「好きな人できたら、どうすんの?」って、よく聞かれますね。
ちゅきめろでぃ それ、私も気になりますね。東京から名古屋に来てくれて、今度は名古屋から東京に引っ越して、それでも一緒にいてくれてるのって、やっぱり私のことが好きだからじゃないですか。
女として見てるとかじゃなく、人として好きみたいなことをまねた君は言ってるけど、本気の好きな人ができた場合はどうすんのって。
まねた ならないって。ほかの人を好きになるヒマがないし。仕事、忙しいじゃない。
ちゅきめろでぃ わからんやん。
——まねたさん、モテる気がしないでもないですけどね。
まねた いや、まったくですよ。人生ではじめて言われてますよ。人生にモテ期が3回あるっていうけど、いまだに1回もない。このあとに3回来ても困るなって。
ちゅきめろでぃ あと3回も残ってんのエグッ。
まねた (笑)。
——笑っていますけど、ちゅきめろでぃさんにパートナーができる可能性もないとはいえないですよね。
まねた そういう人ができたら、「わかりました」と言うだけの話なんで。土日にでも、彼女の家にお邪魔してYouTubeの手伝いができればいいかなって感じです。
今後は私が持ってる知識やスキルを若い子に伝えていきたい
——いずれは、後継のユーチューバーを発掘してプロデュースみたいな方向へ?
ちゅきめろでぃ もちろんです。私が持ってる知識やスキルを、18歳の子とかに投入できたらって考えていて。私は容姿に自信があってこういう世界に進んできたわけじゃないので、いろいろと試行錯誤するしかなかったんですよね。
でも、そのおかげでSNSにおける方程式をたくさん編み出すことができた。編み出した方程式がすべてに当てはまるわけじゃないけど、これから出てくる子たちにうまく当てはめられたら面白いことが起きそうだなと思うし、うまくやれるなって確信もしていて。
容姿をふくめて何事も優秀とはいえなかった自分が、ここまでこられた理由を考えたら、結局は執念からくる試行錯誤なんですよね。だから、自分がやってきた努力に揺るぎない自信がある。努力をスキルとして、若い子に伝えたいって気持ちが強いですね。
撮影=志水隆/文藝春秋
(平田 裕介)