「ロックンロールしよう!」INORANがソロツアー打ち上げ 9月に新盤を発売
2025年5月18日(日)21時0分 スポーツニッポン
ロックバンド「LUNA SEA」のギタリスト、INORAN(54)が17・18日の両日、都内で4月から神奈川、大阪全5カ所のライブハウスをめぐった初の対バンツアー「SONIC DIVE 2025」を開催した。
「THE BACK HORN」、「The BONEZ」などジャンルも世代も越えたバンドと競演。INORAN自身がリスペクトし、対バンを切望していたといい、各地で熱いバトルが繰り広げられていた。
最終公演地となった渋谷では、初日に「DEZART」、千秋楽には「OBLIVION DUST」が登場。「DEZART」はオリジナル曲のほか、LUNA SEAの「gravity」をカバーするなどして、会場を盛り上げた。
INORANのライブは激しい「smoke」で幕開け。一気に会場を盛り上げると、「Get Laid」では、奏でていたギターを外し、マイクを手にお立ち台に上がってシャウト。音楽はもちろん、全身で熱量を伝えていた。
盛り上がるファンを見つめたINORANは「やばい。マジで楽しい」と笑顔。「一緒にロックンロールしようぜ!!!」と呼びかけると、フロアから賛同する声が上がっていた。
「最後は一緒に歌って」と誘った「AllWeAre」では、フロアと合唱。ファンと一体になっていた。 ライブでは、9月24日に新アルバム「ニライカナイ −Rerecorded−」をリリースすることを発表。
アルバムはソロ活動10周年を迎えた2007年に発売した、4枚目のアルバム「ニライカナイ」を再レコーディングしたもの。
INORANは、結成35周年を迎えたLUNA SEAが、過去に発表したアルバムの再録音と、再現ツアーをしたことで「何かに、突き動かされた感じがあった」と明かし、その場所に「いまの経験を持った自分が帰ってみたらどうなるのか」と「ルーツに戻る」ことに挑戦したいと考えたという。
アルバムリリース後、9月27日からは、東京・渋谷CLUB QUATTROを皮切りに、広島、大阪、静岡など10カ所をめぐるライブツアー「Determine 2025」の開催することが決定している。