ボーイズリーグ東日本ブロックがセレクション 世界大会・NOMOジャパン、鶴岡一人大会の代表を選考
2025年5月17日(土)8時0分 スポーツ報知
選考会では真剣ながら笑顔もみえた
東日本ブロック選抜選手選考会が10日、群馬・伊勢崎ガスあずまスタジアムで行われた。8月に行われる第25回鶴岡一人記念大会の東日本選抜メンバー(20人)のほか、世界少年野球大会(米国・アラメダ=5人)、JUNIOR ALL JAPAN(米国・ロサンゼルス、通称・NOMOジャパン=3人)の代表選手選考を行った。選手のレベルの高いプレーに鶴岡大会で東日本選抜を率いる中山典彦監督(59=浦和・監督)も手応えを感じていた。
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各支部から推薦された精鋭たちが元気ではつらつプレーを披露した。東日本選抜・中山典彦監督の「プレーだけでなく人間性も見ます」の発言に選手の大きな声が球場に響いた。
この日の主将(2人)を決める際には多くの手が挙がった。武蔵嵐山・志保田は「一番速く手を挙げようと思っていた」。仙台育英学園秀光・杉崎も「次のステップにつなげる経験にしたい」と大役をゲットした。
午前中は首脳陣と選手の面談を行い、性格などを把握。午後はシートノックなど実戦形式の練習を行った。山形の左腕・村上が打者7人から4三振を奪う力投、打っても3安打の活躍を見せた。「ベンチでもコミュニケーションを取れて、力まずに投げられた。次の大会でも自信を持って投げたい」と話した。
多くの選手が「レベルが高い」と口にしたように、中山監督は「みんな気になる。甲乙つけがたいです」と驚き。臼井康宏コーチ(50=上三川・監督)も「元気がいいセレクションで『アピールしてやる』という熱い気持ちを感じた。全体的にバッテリーがいい感じがした」と話した。
代表メンバーは後日発表。中山監督は「選手が全力を出し切る環境を作るだけ。結果はおのずと付いてくる。何も不安はないです」と充実の表情を見せていた。
【東日本ブロック 選抜選手選考会・支部推薦選手】
選手名(チーム)位置=投打
◆北海道支部
菊地 健斗(札幌豊平)投外=左左
◆東北中央支部
木村 陽斗(宮城仙北)投内=右右
中川 隼汰(宮城仙南)捕投=右右
中嶌 優太(宮城仙南)外投=右右
杉崎 斗俄(仙台育英学園秀光)内投=右右
◆東北南支部
緑川 逞(いわき)捕内=右右
小林 隼大(白河)内投=右右
村上 嘉威(山形)投内=左左
◆茨城県支部
薄衣 要(阿見)投捕=右右
浜野 凌匠(江戸崎)投外=左左
間宮 幹太(日立)投内=右右
◆栃木県支部
齊藤 颯太(県央宇都宮)内投=右右
岡村 元気(小山)捕内=右右
古口 諒(上三川)投外=右右
石井蒼一郎(佐野)投外=左左
◆群馬県支部
高橋 龍悟(伊勢崎)投内=右左
亀山 翔太(前橋桜)外投=左左
清水 颯馬(藤岡)捕外=右右
飯塚 櫂(藤岡)内=右右
◆埼玉県東支部
中村 美輝(浦和中央)捕内=右右
永塚亮太朗(浦和)投外=左左
松井 大翔(春日部)投内=右右
坂入 晴昭(大宮七里)外投=左左
大島 璃空(鴻巣)内=右右
◆埼玉県西支部
志保田来夢(武蔵嵐山)捕内=右右
新井 勇大(上里北武)外捕=右右
斎藤 大晟(日高)捕内=右右
菊地 輝(狭山西武)内外=右右
◆千葉県支部
菅 清志郎(流山)外投=右左
丸山 元輝(京葉下総)内外=右右
福本 貫太(東葛飾)外内=右左
◆東京都東支部
岡本 侑友(東京城南)投=右右
上田 志真(青山東京)捕投=右両
清水隼太朗(志村)外捕=右左
◆東京都西支部
図子田 駿(東村山中央)内投=右左
内田 大樹(世田谷南)投=右右
寺嶋 祐貴(狛江)内=右左
◆神奈川県支部
尾崎 聖(横浜泉中央)内投=右右
山本慎之助(横浜中)捕内=右右
大西 拓望(横浜南)内投=右左
石崎 梓馬(都筑中央)外投=右左
柳澤 匠(都筑中央)投外=左左
◆神奈川県央支部
加藤 大雅(湘南)捕内=右左
岩佐 楓人(相模)捕投=右左
◆山梨県支部
田代 帆(山梨ふじやま)投外=右右
相原 貫利(山梨ふじやま)捕内=右右
◆長野県支部
大内 健(長野)内=右右
西戸 大地(上越)投外=左左