岩田剛典が教師役初挑戦!主演映画『金髪』11月公開
2025年5月19日(月)7時0分 シネマカフェ
『金髪』©2025 映画「金髪」製作委員会
ある日、公立中学校教諭、市川(岩田剛典)が担任しているクラスの生徒数十人が、校則への抗議として髪を金色に染めて登校してきた。前代未聞の大胆な校則違反に学校中が大騒ぎ。市川は、「子供じみた反抗」と高をくくり生徒に説諭するが、活動の発起人・板録に「なぜ髪を染めてはいけないのか」と問われ、「校則だから」としか答えることができない。
「金髪事件」は派手な絵面からネットニュースに取り上げられ、教育委員会や文科省、総理大臣まで動き出す騒動となる。それを毎日彼女・赤坂に愚痴っていたら、「あなたは子供じみている」と衝撃の説教をされ疎遠になり、まだ30才で人生を決めるという考えもなかった市川は、窮地に立たされる。
そんな時、「校則を変える」という自分の目的とかけ離れた騒動に進んでいく状況を変えたい板録から、ある作戦を提案され、市川は板録と手を組むことになる…。
教師役は本作が初という岩田剛典が挑んだのは、爽やかで生徒に好かれる素敵な教師…かと思いきや、職場で年配の教師たちに囲まれ、“可愛がられる後輩キャラ”が板についてしまった30歳、というキャラクター。
主演の岩田は、「確かに他人に言われてみたらちょっとダサいよね、みっともないよね、大人げないよね、、みたいな日常あるあるのオンパレード。そんな絶妙に共感できる、若中年あるある描写が多くてきっと中高年の皆様には必ず刺さると思います。ぜひぜひ、全国のおじさん、おじさん予備軍の皆様に見て笑って頂きたいです」とアピール。
日本独特の校則や教師の職場環境、SNSやネット報道といった社会問題を背景に描かれる本作は、坂下雄一郎監督が執筆したオリジナル脚本。本作の企画はアジア最大の企画マーケットの一つ、香港アジア・フィルム・ファイナンシング・フォーラム(HAF)のIDP部門で非香港映画の企画大賞を受賞しており、注目が集まっている。
この度ティザービジュアルも解禁。「これは、自分が“おじさん”になっていることに気が付かない“イタい“”中学校教師が生徒の金髪デモに直面し“正しい中年”になる話しである」と坂下監督特有のシニカルなストーリーを説明する文章に加え、岩田演じる教師・市川の困惑した表情が印象的なビジュアルとなっている。
コメント
主演:岩田剛典
日本特有の社会問題や固定観念を今までに無かったような切り口で皮肉と愚痴と笑いを交えて描く、新感覚の映画になりました。
普段から意識していないと自覚しないような、気にも留めずに流れて行きがちな発言や行動。
確かに他人に言われてみたらちょっとダサいよね、みっともないよね、大人げないよね、、みたいな日常あるあるのオンパレード。
そんな絶妙に共感できる、若中年あるある描写が多くてきっと中高年の皆様には必ず刺さると思います。ぜひぜひ、全国のおじさん、おじさん予備軍の皆様に見て笑って頂きたいです。共感しすぎて自分が嫌になっちゃう人もいるかも。
でもきっと劇場を出る時はちょっとスッキリして晴れやかな気持ちで劇場を後にして頂けます。
今まで演じた中で多分ダントツでみっともなくてダサい主人公を演じました。
是非。
監督:坂下雄一郎
金髪にした中学生たちが集団で登校してくる。
校則がテーマの映画を考えているときに、海外で制服に関する校則に抗議するために男子生徒たちがスカートを履いて登校してきたというネットニュースを思い出し、これがもし日本を舞台にしたらと考えて、髪型の校則に抗議するために生徒たちが金髪に染めて登校してくるという物語の始まりを考えました。
ですがこの映画の主人公は金髪の生徒たちではなくそのクラスの担任教師です。
金髪の生徒たちに負けないくらい個性的で独特なキャラクターである主人公のキャスティングにはパフォーマーだけではなく様々な活動をされている岩田さんにやっていただけたら作品の面白さがより深まるのでは、と思いオファーさせていただきました。想像以上でした。引き受けていただいたこと本当に感謝しています。
岩田さんが毒づき、うろたえ、さわやかぶるさまを確認するためにぜひ劇場でお楽しみください。
『金髪』は11月、全国にて公開。