22年にがん公表の秋野暢子 68歳の現在地「病を得て知りました」 人生にうるおいをもたらすモノとは

2025年5月19日(月)14時13分 スポーツニッポン

 女優の秋野暢子(68)が19日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)に出演。創作活動について語った。

 秋野は22年にステージ3の食道がんと診断され、化学放射線療法で治療に努め、23年4月に寛解したと公表。50歳から始めたという創作活動について、「おかげさまで寛解をしたんですけど、23年、24年と、お世話になった先生方とか色んな方に感謝の気持ちを込めて、今まで描きためていた絵の個展をやらせていただいて」と回想。「その収入というか私に頂戴できるものは、がん研究とかがんとの生活をサポートしてらっしゃるところに寄付を。とっても喜んでいただいて」と語った。

 番組では幸せを運ぶといわれるピンクのゾウをモチーフにしたアクリル画や、ガラス作品など様々な素材を使った絵画を披露。「新しいことに挑戦すると、人生にうるおいが出る」といい、「歳を取ってくると色んなことが無理かなと引っ込み事案になる。こうやって新しいことをやっていくと、今まで会ったことがないに人に出会えたり、新しい人間関係が出来たり」と打ち明けた。

 また「私の個展には、がんサバイバーやファイターの方、家族の方が皆さんいらしてくださる。それで『元気をもらえるわ』とか『勇気をもらえるわ』とか言っていただけると、そういう風にお役に立てていたらなと思うと楽しい」と告白。「生きてるって素晴らしいって思うし、日々を大事に生きないとダメだなって。やっぱり人生を諦めないってことが大切だなって、病を得て知りました」としみじみと語ったが、91歳にしてまだまだ精力的な司会の黒柳徹子を前に、「でも黒柳さんには負けちゃうな!その行動力」と"感服"していた。

スポーツニッポン

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