「あんぱん」高知新報編 新キャスト3人決定!津田健次郎&鳴海唯&倉悠貴 のぶ&嵩“大事な期間”

2025年5月19日(月)12時0分 スポーツニッポン

 女優の今田美桜(27)が主演するNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の追加キャスト3人が、19日に同局から発表された。津田健次郎(53)、鳴海唯(27)、倉悠貴(25)という朝ドラ経験者がそろい踏み。朝田のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)が戦後入社する「高知新報」で出会う人々を演じる。

 国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家やなせたかしさんと妻・暢さんがモデルの物語。戦争を生き抜き、波瀾(はらん)万丈の人生を送ったやなせさんと、支えた妻の愛と勇気を描く。脚本は中園ミホ氏が手掛けるオリジナルストーリー。

 2020年度前期「エール」以来の朝ドラ出演となる津田は高知新報の編集局主任・東海林明役。「“逆転しない正義とは何か”という大切な問い。戦前、戦中、戦後という激動の時代を生きる二人の絶望と希望の物語。愛と勇気が満ちるこの作品に参加出来ることをとても嬉しく思います」と喜び。「撮影はハードなのですが、笑顔溢れる最高の現場で楽しく過ごしています。願わくば、多くの皆様にこの物語が届きますように。先の見えない混迷の今を生きる皆様の心に響きますように」とコメントした。

 19年度前期「なつぞら」以来の朝ドラ出演となる鳴海は、同社にのぶと共に戦後初の女性記者として入社する小田琴子役。「“私はアンパンマンのような人になりたいです。”オーディションシートの自由欄にそう書いた日から作品とのご縁が始まっていたように思います」と作品との縁を告白。「一見おしとやかな女性に見えますが実は二面性のある、とてもユニークな女性で、彼女の一挙手一投足を見逃さずに演じたいという思いで現場に臨んでいます。終戦を迎えた高知新報の自由と活気に溢れる日々をお届けできるよう精一杯頑張ります!」と意気込んだ。

 20年度後期「おちょやん」以来の朝ドラ出演となる倉は、同社の編集局記者で総合雑誌「月刊くじら」の立ち上げメンバーの一員となる・岩清水信司役。「また朝ドラの舞台に戻って来られて大変光栄に思っております」とした上で「津田健次郎さん演じる東海林との掛け合いや、のぶや嵩とどんな関係を築いていくのか是非楽しみにしていただけたらうれしいです。撮影現場では、共演者やスタッフの皆さんとともに、温かい雰囲気で撮影に臨ませていただきました。朝から皆さんに元気や笑顔を届けられるよう、精一杯演じました。ぜひ、よろしくお願いします」と呼びかけた。

 ▼制作統括・倉崎憲氏コメント

 戦後、長い戦時体制から解放されて活気にあふれる高知新聞社をモデルにした“高知新報”を舞台に、新たな風を吹き込んでいただくキャストの皆さんに集っていただきました。

 戦後において何が世の中に必要なのか、メディアの役割をのぶたちに問いかけ、熱量をもって周りを巻き込んでいく人間味たっぷりの東海林役に津田健次郎さん。連続テレビ小説「エール」でご一緒して以来、津田さんが醸し出す人間の色気にひきこまれ、それは津田さんがいつも目の前にいる人や事象と真摯に向き合って下さるからだと思い、東海林役とリンクする部分がありました。

 鳴海唯さんには、ヒロインオーディションのシートに「私はアンパンマンのような人になりたいです」と書かれていて、まだ「あんぱん」の企画発表前だったので、これは運命だ!と驚いたのが最初の出会いでした。最終オーディションでも、「人生を変えたいです」と涙ながらに語ってくれたことがずっと心のなかに残っていて。どこかでご一緒したいと思い、のぶと同期入社の琴子役を託しました。

 倉悠貴さんは海外作品含めあらゆる役を演じておられ、倉さんの理論派にも熱血派にもどちらにも見える多面性にもひかれました。「おちょやん」などでご一緒した演出陣からも彼への厚い信頼がありオファーさせていただきました。思ったことはズバズバ言うがかわいげもある後輩として、東海林との掛け合いも見どころである岩清水役です。

 戦後初めて女性記者として採用されたのぶ、そして嵩にとっても作家活動の原点となる期間ともいえる大事な高知新報パートを、今からぜひ楽しみにしていただけると幸いです。

スポーツニッポン

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