「あんぱん」豪ちゃん満期除隊まで279日 蘭子&釜次&ネット祈り「何事もなく」のぶ“20歳の風圧”

2025年5月19日(月)8時15分 スポーツニッポン

 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は19日、第36話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第36話は、柳井嵩(北村匠海)は卒業制作に精が出るはずも、タメ息ばかりの日々。見かねた辛島健太郎(高橋文哉)は、のぶのことを忘れるよう敢えてキツイ言葉をぶつける。政府が「結婚十訓」を発表したこともあり、朝田のぶ(今田美桜)の元にはいくつもの縁談が持ち込まれるが…という展開。

 中国における戦争が始まり、2年。生活の隅々で徐々に戦時体制が強化されていた。

 健太郎は「10回目」と嵩のタメ息の数を指摘。「いつまでもいつまでもしよぉんのなかね。もうとっとと忘れんしゃい!のぶさんは絶対、忘れとぉけん」——。

 国防婦人会の餅田民江(池津祥子)らが縁談を持ってくる。のぶは「20歳の風圧は強い」とボヤいた。

 原豪(細田佳央太)はあと1年で満期除隊。朝田蘭子(河合優実)は「あと279日」と日にちを数えていた。帳面の「279」に「バツ印」をつけ、豪の袢纏(はんてん)と一緒に壁に掛けた。目を閉じ、袢纏を握り締める。その姿を朝田釜次(吉田鋼太郎)が見つめていた。「豪よ、豪…。早よう、もんてこい(帰ってこい)」——。

 上品な婦人、若松節子(神野三鈴)が突然、朝田家の前に現れ、のぶが結婚したかを尋ねる。

 「のぶに、さらなる20歳の風圧なのでしょうか。ほいたらね!」(語り・林田理沙アナウンサー)

 SNS上には「いじらしい蘭子ちゃん。豪ちゃん、満期除隊で何事もなく帰ってきますように」「嗚呼、豪の帰りを指折り数えて待つ蘭子の姿がいたたまれん」「蘭子はもとより、息子のように愛おしく思ってる釜じいの描写に胸が苦しくなる」「フラグじゃないよね?」「このフラグは折ってほしい」などの声。視聴者も豪の生還を祈っている。

スポーツニッポン

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