『あんぱん』<ご苦労さまでした>普段なら質問だらけなのに、グッと言葉を飲み込んだ釜爺。そこからの慟哭に視聴者「これが吉田鋼太郎の本気」「息子のみならず豪の墓石も掘ることになるのか…」

2025年5月20日(火)11時20分 婦人公論.jp


(『あんぱん』/(c)NHK)

今田美桜さん主演・連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。第8週「めぐりあい わかれゆく」の第37回が5月20日に放送され、反響を呼んでいます。

*以下5月20日放送回のネタバレを含みます。

朝ドラ通算112作目となる『あんぱん』は、子どもたちの人気者<アンパンマン>を生み出したやなせたかしと、小松暢の夫婦をモデルとした物語。ヒロインの<朝田のぶ>を今田美桜さん、<柳井嵩>を北村匠海さんが演じます。

のぶの父・結太郎を加瀬亮さん、のぶの母・羽多子を江口のりこさん、嵩の母・登美子を松嶋菜々子さん、嵩の伯父・寛を竹野内豊さん、謎のパン職人・屋村草吉役を阿部サダヲさんが演じます。

林田理沙アナウンサーが語りを、脚本は中園ミホさんが担当。主題歌『賜物』はRADWIMPSが手掛けています。

<あらすじ>

朝田家に上品な婦人(神野三鈴さん)が訪ねてくる。

その婦人は、夫が結太郎(加瀬亮さん)にあるお願いをしていたと話す。

後日、のぶは結太郎と話したことがあるという息子の次郎(中島歩さん)に会いに行く。

次郎の口から結太郎のソフト帽の話しが出て、のぶは顔をほころばせる。

そのころ嵩は、便せんを前にペンを握りしめるも、なかなか手紙を書くことができないでいた。

そんなある日、朝田家にある報せが届く。

報せを受け取った釜次(吉田鋼太郎さん)は,「豪〜〜!」と号泣。

朝田家の人たちが言葉を失うなか、蘭子が帰宅する。

<視聴者の声>


出征した豪の帰還を待っていた朝田家の人たち。豪が戦死したという思わぬ報せに、動揺した視聴者が多く、SNSやコメントにはたくさんの意見が寄せられました。

釜次が訃報を受け取り、悲しみのあまり絶叫すると、その場にいた朝田家の人たちの表情がそれぞれクローズアップされました。「最後の1分がすごすぎた。 吉田鋼太郎と江口のりこと河合優実の目の演技が…」と絶賛する声も。

視聴者が特に注目したのが、釜次でした。訃報を届けてくれた男性に、釜次は[「ご苦労さまでございました」とねぎらいの言葉をかけて見送ってから、慟哭しました。

「溢れる言葉たちを全部飲み込んだ後の労いの言葉に釜じぃの痛切な想いが全部全部染み込んでて、さすが吉田鋼太郎」「普段なら不可解なことは機関銃の如く質問浴びせる釜爺が戦死公報を届けた係員に『なぜ、どこで、どうして』と言おうとして『あ聞いても詮無いな…』と飲み込んで『ご苦労さまでした』と労うまで目で演技した吉田鋼太郎さんよ」といった感想もありました。ぐっとこらえた後の怒りと悲しみの演技に心を動かされた人も多く、「今日は吉田鋼太郎さんの悲しみと慟哭の演技に朝から号泣」「吉田鋼太郎さんの演技が凄い…。怒りと悲しみの混じったような。」との声も目立ちました。

釜次は息子の結太郎も早くに失っています。「自分より下の世代の男を2回も送ることに」「釜次さんも息子同然やからそらキツいよね」「釜次さん、息子のみならず豪の墓も掘ることになるのでは…」と心配する声も。

朝田家の人たちが呆然とするなかで、帰ってきたのが蘭子です。異様な雰囲気を察知し、釜次のもとに行き、訃報を見つけました。その表情は、事実を受け止められないような呆然としたものでした。「釜爺さんの慟哭。手に握られた電報見て凍り付く蘭子ちゃんの表情。明日の蘭子ちゃん見るのが辛い」という声も。

前日放送された第36回では、朝田家の人たちが豪の帰還を待ちわびている様子が放送されたばかりでした。

豪が帰ってきたら祝言を上げる予定だった蘭子。豪のはんてんにいとおしそうに触れていました。豪が帰ってくる日を数えた帳面の「279」にバツ印を付けると、はんてんの裾をめくり、そっと隠していました。

その様子を見ていた釜次は「豪」と愛弟子の名前をつぶやいていました。

戦争の影が色濃くなりながらも、朝田家の平穏な日常が描かれたなかでの突然の豪の訃報。「多分こうやって突然死の知らせが来てたんだと思うと、当時の方々を思うと辛い。」と当時の状況に思いをはせる人もいました。

婦人公論.jp

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