「やりやがったな!」ビームサーベル振り下ろしまでオマージュで話題沸騰な「ガンダムジークアクス」
2025年5月21日(水)21時30分 ABEMA TIMES

「機動戦士ガンダム」ファンが狂喜乱舞したオマージュが満載のアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」第2話。本編だけでなく、アイキャッチまでもファーストガンダムを完全再現したもので、SNSは未曾有の盛り上がりを見せた。
【映像】CM関係なしに流れた胸熱アイキャッチ(13分20秒ごろ〜)
アイキャッチとは、CM前後に挿入される短い映像や静止画のこと。アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」第2話では、まずCM前に1つ目のアイキャッチが流れた。これは作品タイトルのみを表示する静かなもので、アニメ「機動戦士ガンダム」第1話でのみ使われたものと同じ演出だった。
次にCM明けに流れた2つ目のアイキャッチも、デザインはCM前のものと同じ。ただ、流れる効果音的なジングルが変わっており、これは「機動戦士ガンダム」第2話から第11話に挿入されたアイキャッチのオマージュだった。
さらに同話には3つ目のアイキャッチまで存在する。それは、ジオン公国軍のシャア・アズナブル(CV:新祐樹)が操縦するモビルスーツがビームサーベルで相手を撃破したシーンの直後に挿入されていた。シャアが「ガンダムか……。このモビルスーツが今後の戦略の鍵となるのかもしれんな」とセリフを放つと、いわゆる“ビームサーベル振り下ろしカット”バージョンのアイキャッチが唐突に流れたのだ。
このアイキャッチは、アニメ「機動戦士ガンダム」第12話から第42話で挿入されたアイキャッチをそのまま再現したもの。シリーズファンにとってはお馴染みのアイキャッチが、CM前後ではなく、ストーリーの転換点だったとはいえ本編内に挿入されたのだった。
懐かしさだけでなく遊び心も感じられる大胆な工夫に、ネット上は大盛りあがり。最初のアイキャッチの時点で「おい アイキャッチやりやがったなwww」「最高すぎるだろ!!笑」と反響が続出したが、3度目には「おいアイキャッチ!!シャア!!じゃねンだよwwwwwwwww」「CM関係なく入れたくて入れてるぞアイキャッチ」「やりたい放題が素晴らしい」とツッコミが殺到。Xでは「アイキャッチ」がトレンド入りもしていた。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場版は、興行収入33億4000万円を超える大ヒットを記録した。
(C)創通・サンライズ