辛坊治郎氏、万博「虫の大量発生」問題視を一蹴「日本では当たり前」 「万博に相応しい景色はどっち?」
2025年5月21日(水)19時38分 J-CASTニュース
元テレビキャスターの辛坊治郎氏が2025年5月21日にXで、大阪・関西万博の会場内で起こっている「虫の大量発生」を問題視する意見に対して異論を唱えた。日本国際博覧会協会(万博協会)の広報報道課は取材に対し、ハエの一種である「ユスリカ」が大量発生していると説明している。
「辛坊さんの万博愛」「虫がいない方が良いです」
SNSでは、大屋根リングの柱に虫が大量発生しているという投稿が話題に。不快感を露わにしたり対策を求めたりする声が相次いでいた。万博協会の広報報道課では、海辺に面した万博会場のエリア「ウォータープラザ」周辺に「ユスリカ」が飛んでいると説明している。
虫の大量発生への対策を求める声に異論を唱えたのが辛坊氏だ。同氏は21日、経済学者の成田悠輔氏の弟で起業家の成田修造氏がXで述べた内容をまとめた記事をスクリーンショットして紹介。
この記事では、万博会場での「虫の大量発生」について、修造氏が「この虫問題はヤバすぎました」「レベチな問題に発展してるので、早急かつ根本的な対策を期待したいです」などとXで述べたことを報じていた。
これに対し、辛坊氏は、東京ディズニーランド(TDL)を例に出して「確かにTDLにはジャングルクルーズですら一匹の蚊もいない」とコメント。続けて、「水辺にユスリカ(刺さない)の蚊柱が立つのは日本では当たり前の風景。エコや自然を謳う万博に相応しい景色はどっち?」と疑問を投げかけた。
辛坊氏の投稿に対し、SNSでは「でも、虫がいない方が良いです」「虫がいるのは当たり前ですよね」「辛坊さんの万博愛」「こんなに居たら病気になるわ...」などとさまざまな声が寄せられている。
なお、ユスリカは水辺に生息するハエの仲間で、蚊に似ているが刺して血を吸うことはないと、国土交通省木曽川上流河川事務所のサイトで説明されている。