【独自】嵐 5人で作詞する“最後の新曲”制作中! 7月の『FNS歌謡祭』で初披露か
2025年5月21日(水)6時0分 女性自身
「嵐の再始動を受け、各音楽番組が出演オファーを計画しています。特にNHKは、嵐が活動休止前最後に出演したテレビ番組である『紅白歌合戦』に是が非でも出演してもらいたい。
そのため、今年の司会に朝ドラ『あんぱん』に出演している二宮和也さん(41)を起用する案も出ています」(制作関係者)
5月6日、来春をもって活動終了することを発表した嵐。早くも各局が出演オファーに向けて躍起になるなか、嵐メンバーも再始動のために動き出している。
「大野智さん(44)が経営する宮古島のリゾートホテルは、この春に正式にオープンさせるつもりで昨秋には完成していました。しかし実際には現在もプレオープン状態。知り合いだけを招待しています。
というのも嵐の再始動が決まり、“どっちも中途半端になってはいけない”と、大野さんは正式オープンを先延ばしにしているそうです。嵐として活動を終了するまでは一点集中の覚悟だといいます」(芸能関係者)
活動休止後、メンバーのなかでは唯一芸能活動を休止していた大野。だが、今ではやる気も十分だ。
「活動休止後は大野さん自身も宮古島を拠点としていましたが、今年はじめから都内に新たなマンションを借りています。再度東京を拠点にしていくそうです」(前出・芸能関係者)
5月12日、櫻井翔(43)は『news zero』(日本テレビ系)に出演し、こう語っている。
「ファンの皆さまに感謝の思いをしっかりと届ける期間にしていきたいと思います」
大野の“帰京”はまさにこのため。最後の1年を盛り上げるため、すでに彼らは走り出していたーー。
「新曲を制作することが決まっていると聞いています。集大成となるこの楽曲は、メンバー全員で作詞するそうです。
新曲にして嵐の最後の曲ですから、売れ線を意識したものではなく、ファンとの別れを惜しむ“卒業ソング”のようなものになるでしょう」(音楽関係者)
嵐は10周年、20周年の際にもメンバー自ら作詞した楽曲を発表している。
「10周年の楽曲で用いたフレーズを20周年の楽曲でも用いるなど、つながりを感じさせるような工夫がされていました。メロディにも似た部分があります」(前出・音楽関係者)
しかし、通じるところがあれば違いを感じさせる部分も。
「10周年の曲には100年などといった希望の未来が描かれており、嵐が末永く続いていく意志を感じさせるものでした。また、ファンに対しての感謝をしきりに述べています。
いっぽう20周年の曲では将来のことにはあまり触れられておらず、“これまでの20年間”に焦点を置いている印象を受けます。メンバー同士、20年の頑張りをいたわり合うような楽曲でした」(前出・音楽関係者)
20周年の楽曲が発表されたのは’19年6月。このころ、嵐はすでに活動休止を表明していた。
「いつ活動を再開できるかわからない状態で、ファンに期待をもたせるような歌詞は書けなかったのでしょう。
また、“ここで一区切り”として先のことにはあえて触れないようにし、芸能界と無期限に距離を置く大野さんにプレッシャーを与えないという意識もあったのかもしれません」(前出・音楽関係者)
これまでのコンサートでは、ファンが嵐とともに合唱して感動的なムードになることも。
「今回の卒業ソングも、来春のコンサートツアーで別れを惜しみ、新たな門出を祝うために嵐とファンが声をそろえて歌うことになるでしょう」(前出・音楽関係者)
とはいえ、嵐のファンクラブ会員は約300万人ともいわれている。全員がコンサートに足を運ぶことは実際には難しいだろう。
そこで期待されるのがテレビ出演。冒頭のように、すでに多くの出演計画が立ち上がっているようだが……。
「前提として、テレビ出演にはあまり積極的ではないようです。というのも、活動休止前にコロナ禍でかなえられなかった“ファンに直接感謝を伝える”ということに重きを置いているから。メディアに出るよりも、コンサートの準備に時間を費やしたいという意向だそうです」(前出・芸能関係者)
ただ、フジテレビには可能性が残されていると前出の芸能関係者は言う。
「7月上旬にフジテレビで音楽特番『FNS歌謡祭』が放送されます。その司会は引き続き相葉雅紀さん(42)が務めます」
実は嵐はフジテレビと浅からぬ縁がある。
「嵐は’99年、フジテレビ系の『ワールドカップバレーボール』のイメージキャラクターとして活動開始したのです。当時から同局への出演は多く、冠番組『VS嵐』は12年8カ月にわたって放送されました。
グループ活動休止後もフジテレビだけ冠番組を相葉さんのレギュラー番組として継続。さらに今月22日には櫻井さんの単独冠番組が放送されます。
嵐が『FNS歌謡祭』で最後の新曲を初披露するとなれば、中居正広氏(52)の一連の問題以降激減したスポンサー収入も回復の可能性があります」(前出・芸能関係者)
全国のファンと卒業の大合唱をするため、嵐のエンジンがいよいよ回り始めたーー。