中村アン、“キレる妻”役でGP帯連ドラ初主演 夫役は小澤征悦

2025年5月22日(木)5時0分 マイナビニュース


女優の中村アンと俳優の小澤征悦がW主演を務めるABCテレビ ドラマ『こんばんは、朝山家です。』が、7月6日(毎週日曜22:15〜)から放送される。
同作は、映画『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞し、連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)を手掛けた足立紳氏の連載日記『後ろ向きで進む』を原案にしたホー
ムドラマ。“キレる妻”と“残念な夫”という衝突不可避の夫婦が、罵倒と叱責そして愛で家族の難題を切り抜けていく一家奮闘の物語を描いている。
今作でぶつかり合うばかりの妻と夫を演じるのは、今作が初共演となる中村と小澤。GP帯の連ドラ初主演となる中村は、出来の悪い夫を激しい叱咤で導く朝山家のリーダーで妻の朝子を演じる。一方の小澤は、妻のおかげで才能が花開いたクリエイター・賢太のがっかりな夫ぶりを見事に表現する。
コメントは以下の通り。
○中村アン
——今回の作品が決まった時の感想を教えてください。
これまでは自分の実体験や経験をお芝居に活かすことが多かったのですが、今回は”お母さん役”。私自身、まだ結婚や子育ての経験がなく、本当に未知の世界で、その不安を監督にお伝えしたところ、「わからなくていいんです」と言っていただき、とても心強かったです。“家族”の物語には強く興味があったので、お話をいただいたときは「これはチャンスだ!」と思い、とても嬉しく飛び込ませていただきました。
——小澤さんとは初共演となりますが、印象は?
小澤さんは本当にユーモアのある方で、現場ではリラックスできる雰囲気を作ってくれます。私が演じる朝子は賢太に対して、かなり強い口調で言葉をぶつけることが多い役なのですが、小澤さんは気を遣わせないようにドンと受け止めてくれる、とても優しい方です。小澤さんが醸し出す雰囲気にとても助けていただいていますし、賢太役が小澤さんで本当に良かったです!
——視聴者へのメッセージ
私は結婚や子育てに少し理想を抱いてしまいますが、この作品を通じて“家族の現実はそんなに甘くないのかも”と感じました(笑)。それでもやはり羨ましさもあり、「家族って素敵だなぁ」と思います。朝子を全力で演じますので、ぜひご期待ください!
○小澤征悦
——今回の作品が決まった時の感想を教えてください。
足立監督から企画書をいただいて読んだときに、おもしろそうな家族のフワッとした優しいお話みたいな感じがしてすごくいいなぁと思ったんですけど、台本をいただいたら台詞量がえぐくて(笑)。ふたりの夫婦のかけ合いというか、ケンカなのか、そういうのも含めて結構あるので。(中村アンさんとは)待ってる時にふたりでセリフ合わせたりしています。試行錯誤しながら頑張ろうと思ってます。
——中村さんとは初共演となりますが、印象は?
中村さんは今回初めましてですが、実際にお会いして色々お話させてもらったりすると、すごく心がやわらかい人なんだなというのを感じます。やわらかさっていうのは、自然に人が集まってきちゃうような。今回役名が朝子ですけど、朝がすごい似合う感じの、そういうプラスのエネルギーみたいなものがすごくある方だなと思って。朝子は中村さん以外ありえないんじゃないかなと思っています。
——視聴者へのメッセージ
「この家族を描くことによって、世の中にはいろんな人がいるんだなっていうことを伝えられたら」っていう、脚本家である賢太のセリフがあるんですけど、まさにそうだなと思っています。朝山家というひとつのちいさな家族の話なんですけど、見ていただいたみなさんが、こんな人いるな〜とか、知ってる知ってる、俺もそういうことあるよね、こんなことでウジウジしちゃったりとか、ケンカしちゃったりとか、もうどうでもいいことなのに、なんかその気持ちわかるなぁって共感できるお話だと思うんです。もしかしたら自分の家族の話かもしれない、っていう目線で見ていただけたら、より深くこのドラマを楽しめるんじゃないかなと思ってます。
○脚本・足立紳氏 コメント
今、どうして家族を描くのか? 脚本を書きながら考えて自分なりの答えというのか、答えがあるようなものでもないと思いますがそんなようなものを書きました。その脚本をもとに今まさに撮影中です。目の前で起きていることをちゃんと見なければと思っていますが、父親役の小澤征悦さんがふざけ、姉役の〇〇さんと弟役の××君が小競り合いをし(二人とも大変ユニークな俳優さんで情報をしばしお待ちください!)、そんな様子を笑いながら見ている母親役の中村アンさんがいて、本番以外でもどこまでがご本人でどこまでが架空の朝山家の人物なのかよく分からなくなる瞬間があるのですが、とにかくみなさんを撮影現場で見ている今の時間がとても幸福です。出来上がりを見る方にもそんな幸福な気分を少しでも感じていただけるドラマに、きっとキャストスタッフの方々がしてくれるような気がしています。僕はドラマが放送されたらエゴサーチ三昧になると思いますのでどうか優しい感想をお願いいたします。
【編集部MEMO】
中村アンは、1987年9月17日生まれ。京都出身。ドラマ『グランメゾン東京』、『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』、映画『名も無き世界のエンドロール』など多くの話題作に出演し、2022年の『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』では第4回アジアコンテンツアワードの助演女優賞にノミネートされるなど、その演技力が日本国外からも評価されている。

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