唐沢寿明、演技の参考明かす 役は引きずらないが例外も「白い巨塔をやっていたときは…」
2025年5月22日(木)13時37分 オリコン
演技で参考にしたことがある人を明かした唐沢寿明 (C)ORICON NewS inc.
唐沢は「演技力をアップデートするために大切にしている日常生活の工夫」について問われると、「意外と芸能関係の人というよりは一般の職業の方と飲んだり食べたりすることが多いんですよ。いろんな人と会って話をすることですね。おもしろい人もいるし」と明かした。同業者については「俳優とかめんどくさい人が多いんですよ。演技論とか言われてもね、知ったこっちゃないじゃないですか。勝手にやれよって感じです」とボヤき。
過去には出会った人を演技の参考にしたこともあるといい「インタビューとかしていて、けっこう変わった新聞記者の方もいるんですよ。その人は全面パクったこともありますよ。容姿から全部。こんな人いないよなって」と告白。司会から「この話聞くとインタビューするときに構えてしまって、おもしろいことしてみようかなって思っちゃったりしそうですが」と言われると「いや、使えるんだったら使いますよ」と当然のように返した。
また日常生活と演技とのスイッチを聞かれると「特にないんですよね」とし「いつも普通に生きてるつもりなんですよ」と回答。重い役柄を演じているときも日常には「持ち帰らない」と答えたが、2003年のドラマ『白い巨塔』は例外だったとし、「僕は全然普通に、な感じだったんですけど、家に帰ったら、そのときは顔がすごく怖かったって言われましたね」と明かした。名作の撮影中のエピソードに会場が興味津々に耳を傾ける中、「こんなにさわやかでやさしい顔をしているのに」とつぶやき、会場の笑いを誘っていた。