堺雅人 8年ぶり映画主演「驚きました」頼もしいパートナーは意外にも「じっとしていられない人」
2025年5月22日(木)15時51分 スポーツニッポン
俳優の堺雅人(51)が22日に都内で行われた、自身が主演を務める映画「平場の月」(11月14日公開、監督土井裕泰)の製作報告会見に出席。8年ぶりに映画主演を務める思い、共演の井川遥(48)への思いを語った。
大ヒットした同名小説が原作の本作。中学時代の初恋相手同士である男女が再会し惹かれ合う、リアルで切ない初恋から紡がれたラブストーリーを描く。堺は同作台本が出来上がる前に原作を手に取り、「気がついたらこの“平場な月”の世界に入ってた」というほど、のめり込んでいたという。
「DESTINY鎌倉ものがたり」(2017年、監督山崎貴)以来8年ぶりの映画主演に「そうなんですか…。あら、驚きました!」とおちゃめな表情。数々の作品に出演し“クセ強”な役が多かったが、同作では、妻と別れ地元の印刷会社に再就職し、平穏な生活を送る青砥健将を演じた。「キリッとしているところはしている。これは、これでとっても素晴らしい人物を演じる事ができたと思っております」と胸を張った。
また、現代劇ラブストーリー初主演。過去に何度も共演がある井川遥とのタッグということで「本当に何も気兼ねというか、苦労というものもなく、全部お任せ、相談してやってました」と頼もしいパートナーが支えだったようだ。
撮影をしていていると「井川さんの事をますます魅力的だなって“こんな人なんだな〜”」と井川の魅力を再確認。「優しくてクレバーですてきな女優さん」という印象だったが「お調子者の部分もあり、じっとしていられない人」と意外な一面も発見したという。
昨年冬に行われた撮影では寒さ対策として“井川体操”も教わった。「動画にして流しておいてほしいぐらい指示が的確で、似たような先生を探しているんだけど、井川遥を超える先生がいないんです。そんなちょっと少女の部分もあります」と笑い、「大人な役が多くて、押さえつけている演技が多かったのですが、今回は弾けるお芝居だったので、井川さんってこんなに跳ねる人なんだなと。とても意外ですてきだなと思いました」と語った。