津田健次郎52歳、声優初の『anan』表紙 あふれる色気に編集部「とても謙虚」撮影秘話
2024年5月23日(木)12時0分 オリコン
7月期ではアニメ『ラーメン赤猫』の文蔵役で出演するほか、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』『名探偵コナン 100 万ドルの五稜星』など話題のアニメ映画にも出演。さらに『グレイトギフト』や『映画 マイホームヒーロー』など実写ドラマや映画に俳優として出演、他にもレギュラーラジオやナレーション業など幅広く活躍している津田。
そんな津田が今回、表紙に登場し、漆黒のスーツに身を包み、サングラス越しにクールに視線を送る姿は、抑えきれない色気が出ている。30年近く役者として活動され、今なお最前線で活躍されている津田だが、anan編集部によると「とても謙虚」と撮影秘話を説明し、「取材日も、とても軽やかに撮影やインタビューに応じていただき、津田さんの謙虚でひたむきな役者としての姿の一端を垣間見るような現場となりました」と伝えた。
撮影では、<声優><俳優><監督>それぞれで活躍する津田さんの魅力を引き出すよう3つのシチュエーションを用意。まずは、パイプ椅子を並べての撮影。アフレコ現場をイメージしたシチュエーションで、自分ならどこにどうやって座るのか、深く腰掛けたり、寝転がったり、見切れたり、いろんなパターンで表現した。
そして、着ていたジャケットを脱いでの大立ち回りを決めたりと、シンプルにカッコよさを追求した撮影となり、サングラスを使った撮影では、キャラクターによって細かい演じ分けをする津田に、身につけるメガネに応じてそれに合った表情やポーズを「演じ分け」した。その数、全8種。最後には使ったサングラスをすべてかけるお茶目なカットもあったという。
監督業や声優業は、普段は表に立たない裏方の仕事でもある。実態のわからない底知れなさをスモークを使って表現。そして、最後は素の津田を探るべく、シンプルなカットソーとナチュラルな表情で1人の人間としての津田の魅力に迫った。
インタビューでは、声優、俳優、監督と、あらゆる表現活動に邁進する津田の飽くなき探究心について聞いている。曰く「芝居がしたい」という気持ちからスタートした津田にとって、声優での活動も俳優としての演技も根本は同じ。また、特にここ数年声優としても俳優としても目覚ましいほどに活躍されている理由を聞くと「基本的に欲張りなんです」と、50代にしてまだまだ貪欲な姿を惜しまずに見せた。そんな欲張りな津田に、特集のテーマでもある自己肯定感について聞くと、自分がこれまでしてきた努力を信じることが自己肯定感に繋がっていると、謙虚な回答が。謙虚だけど貪欲な、津田が輝き続ける理由が見つかるようなインタビューになっている。