ロビン・ウィリアムズ主演『ポパイ』撮影現場はドラッグまみれだった

2025年5月28日(水)17時0分 クランクイン!

ロビン・ウィリアムズ主演、ロバート・アルトマン監督で、人気アニメーションを実写化した『ポパイ』(1980)。ファミリー向けコメディ映画だったにも関わらず、撮影現場はドラッグにまみれていたそうだ。

 Varietyによると、1974年から1984年までパラマウント・ピクチャーズのCEOを務め、『サタデー・ナイト・フィーバー』や『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』、『グリース』、『ビバリーヒルズ・コップ』といったヒット作を打ち出したバリー・ディラーが、この度回顧録『Who Knew(原題)』を発売。プロモーションツアー中に、「最もコカインまみれだった撮影現場」を尋ねられ、『ポパイ』と即答したそうだ。

 「避けようがなかった。当時は実際にフィルム缶を使って輸送していたんだ。毎日現像のため、フィルム缶がロサンゼルスに送り返されていた。撮影はマルタ島だったんだが、フィルム缶が撮影現場へのコカインの輸送に使われていたんだ。皆がハイになっていたよ」と振り返ったという。

 『ポパイ』は、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)でアカデミー助演男優賞を受賞したロビンの映画デビュー作。アルトマン作品の常連であるシェリー・デュヴァルらが出演し、制作費の2倍に上る興行収入6000万ドルの大ヒットを記録した。なお、2014年に惜しくも63歳という若さでこの世を去ったロビンは、俳優・コメディアンとして活躍する傍ら、長く鬱や薬物依存と闘ったことでも知られる。

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