中山秀征 生放送中に大物タレントが退出 “大事故”を回顧「ゾッとする時があるんですよ、今でも」

2025年5月28日(水)11時34分 スポーツニッポン

 タレントの中山秀征(57)が27日放送のBSテレ東「和田明日香のゆる宅飲み」(火曜後10・00)にゲスト出演。かつて体験した生放送での“大事故”について語った。

 料理家の和田明日香がゲストに迎え、手料理を作りながら、お酒を飲んでトークを繰り広げる番組。2品目として和田はこんにゃくステーキを披露した。

 中山の出演にあたり、中山の著書「いばらない生き方」を読んだという和田。「本の中にあるじゃないですか、たかじんさんのこんにゃくステーキの話。やっぱ料理家としては料理の(エピソードが)凄い刺さっちゃって。めっちゃ大変だっただろうなと思って」と話した。

 中山は「そうなんですよ。だから本当にこういうキッチンを見るとゾッとする時があるんですよ、今でも。たかじんさんを思い出すんですけど」と2014年に亡くなったやしきたかじんさん(享年64)とのエピソードに触れた。

 中山は「たかじんさんが料理をしながらゲストに振る舞うっていう。その日のゲストが僕と大竹まことさん。たかじんさん、凄くマメな方で、レシピを細かく書いてスタッフに渡して、いざ本番が始まった時に、生放送中ですよ。こんにゃくステーキを作ってる途中に、“おい、味の素ないんかい!”って言ったんですよ。そしたらフロア(ディレクター)が(インカムで)“味の素、味の素”ってなるわけですよ」と回顧。それを見ていた、たかじんさんが「お前、味の素ないか聞いてるんだよ」「お前に聞いとんじゃこら!」と激怒したという。

 スタジオはそのまま大混乱なり、「生放送中ですよ。事故現場ですよ。大騒ぎになっちゃって、そのままコマーシャルに入っちゃって」と苦笑した。

 中山は「たかじんさんは出て行きました。プロデューサー、スタッフ追っかけて行きました。残ったのは俺と大竹まことさん。何もしないわけにいかないから、レシピを見ながら料理を作るという。そんなことやってる間に帰って来るだろうなと思うわけですよ。ところが帰ってこない。もうエンディングあと1分です。我々は試食して味見て、“確かに味の素があったらもっとおいしかっただろうね”って言って終わったっていう。たかじんさんもそれで番組降りましたけど」と苦笑した。

 この日はそんな思い出のこんきゃくステーキを振る舞うことに。中山も「おいしい。たかじんさん、これですよ。うまい」と舌鼓を打った。

スポーツニッポン

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