フジ・メディアHD 大株主ダルトン「協議一切なし」に反論「計64回のメール・電話、面談を...」

2025年5月28日(水)16時30分 スポーツニッポン

 フジレレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)は28日、公式サイトで「ガバナンス強化・企業価値向上に向けた取り組み及び当社の取締役候補にかかる当社取締役会意見」などを発表した。

 「提案株主様は、『こちらの候補者についての協議は一切なかった。このような情報操作は遺憾』と公表されています。しかしながら、株主提案にかかる取締役候補者については、これまで当社より公表しているとおり、提案株主様から受領した資料の確認のみならず、各候補者の方々との個別面談の実施や書面の提出(いずれも一部拒否された方を除く)を通じて真摯に対応してまいりました」とした。

 大株主の米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」は17日、同社が取締役候補として株主提案した12人の選任にフジ側が反対したことに対して「候補者についての協議は一切なかった」「遺憾で、真摯に検討したとは思えない」と声明を出していた。

 この日のフジ・メディアHDの発表はダルトンの声明への反論。

 フジ・メディアHDは「提案株主様は、公表資料において『当方と協議もしないで全員反対と決めたのは遺憾』とされています。当社は、株主提案を受領以降、これまでに計64回のメール・電話や面談(対面及びオンライン)を通じて、提案株主様と真摯に対話してまいりました」と記した。

スポーツニッポン

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