今夜の『彼女がそれも愛と呼ぶなら』あらすじ。伊麻に「自分だけを愛してほしい」と告げる氷雨。愛する人たちの変化に、伊麻はある決意を…<ネタバレ>

2025年5月29日(木)12時30分 婦人公論.jp


『彼女がそれも愛と呼ぶなら』((c)一木けい/幻冬舎/ytv)

読売テレビ・日本テレビ系列で現在放送中のプラチナイト木曜ドラマ『彼女がそれも愛と呼ぶなら』(読売テレビ・日本テレビ系全国ネット/毎週木曜よる11:59〜)。第9話が5月29日に放送予定です。

主演・栗山千明、そして、伊藤健太郎千賀健永丸山智己といった出演陣で贈る、私たちの《普通》を揺るがす「複数恋愛」を描くラブストーリー『彼女がそれも愛と呼ぶなら』。

高校生の娘を持つシングルマザーの伊麻。彼女がまた恋に落ちた。相手は一回りほど年下の大学院生・氷雨。ふたりは年齢や境遇の差を超えて惹かれあうように。

ただ…彼女には高校生の娘と、すでに【2人の恋人】がいた。パートナーに他の恋人がいても嫉妬心は抱かないという伊麻がとっていたのは、自由な関係でありながらも、不倫や浮気のような裏切り行為とは断じて違う、全員が同意し理解しあった上での《複数恋愛》という形——。

伊麻を中心に繰り広げられる、一見奇妙な恋愛の形、家族の形、親子の形。常識では収まらない彼女たちの関係が行き着く先は、〈普通〉を超えた愛の形か、嫉妬にまみれた破滅の道か——?

*****
主人公・水野伊麻を栗山千明さん、アルバイト先のカフェの客である伊麻に次第に惹かれていく大学院生・小森氷雨を伊藤健太郎さん、伊麻の同居中の恋人2人、空久保亜夫を千賀健永さん、風間到を丸山智己さんが演じます。

原作は一木けいさんの『彼女がそれも愛と呼ぶなら』(幻冬舎文庫)。脚本はおかざきさとこさん・上野詩織さんが担当。主題歌『エスプレッソ』は『Nonsense』がTikTokで大ヒットしたサブリナ・カーペンターさんの楽曲です。

*以下5月29日放送回のネタバレを含みます。


『彼女がそれも愛と呼ぶなら』((c)一木けい/幻冬舎/ytv)

<前回のあらすじ>


千夏(小宮山莉渚さん)は、恋人の太呂(竹野世梛さん)からのエスカレートする性的な要求や束縛に追い詰められながらも、1対1の恋人として太呂の要求にこたえようとしていた。

しかし下着姿の写真を撮られて限界に達した千夏は、線路に飛び込みかける。

知らせを受けてまず警察にやってきたのは到だった。しかし、「家族」でも「父親」ではない到に何もできることはなく、無力さに打ちひしがれる。

母・伊麻は警察に駆けつけ優しく受け止めようとするが、千夏は「ママに相談しても意味がないよ……」と心を閉ざす。その言葉に深く傷つきながらも、母として千夏を守るため太呂のもとへと向かう。

太呂と対峙した伊麻は、写真をすべて消去させた上で「千夏に二度と近づかないで」と突き放す。そんな伊麻に対して、太呂は「千夏を理解しているのは俺だけだ」と反論。さらに、「千夏は母親の恋愛を嫌がっている」と言い放つ。

一方、これまでも千夏の恋愛相談を受けてきた氷雨も責任を感じていた。部屋に閉じこもった千夏に、「何でも話してほしい」と語りかける氷雨。

さらに、氷雨は千夏を心配するあまり、「自力で立ち直るのを待ちたい」といい自分たち彼氏に相談すらしてくれない伊麻に対して、誰もが伊麻のように強いわけではない、と責め立ててしまう。そんな2人の喧嘩を千夏が耳にしてしまい……。

「愛なんて分からない」と涙を流す千夏に、伊麻や氷雨たちの言葉は届くのか——。

<第9話のあらすじ>


複数の恋人との《複数恋愛》を貫いてきた伊麻は、氷雨からプロポーズされ、自分だけを愛してほしいと告げられる。

プロポーズを受けることは、自分らしい生き方を捨てることになる——。考えさせてほしいと答えを保留にする伊麻だったが、氷雨は、きっと「イエス」はないのだろうと悟っていた。

一方、到は知人からミラノで店を出さないか、と誘われていた。「父親になれなかった人生を、自分勝手に千夏でうめようとしていたのかもしれない」と伊麻に語る到は、新しい人生を切り拓く道を考える。

亜夫もまた、復縁した恋人・駿と向き合う道を選び、伊麻たちの長く続いてきた暮らしに変化が訪れようとしていた。大切な人たちが次々に大きな決断をする中で、伊麻は自分の選んできた生き方が周囲に無理や我慢を強いていたのではないかと考え始める。

そんな中、氷雨は父が亡くなったとの連絡を受け、一時的に伊麻たちの元を離れて実家で母・鈴子(黒沢あすかさん)との時間を過ごしていた。

家族を裏切った父親のようになってはいけないと氷雨にも説き続けてきた鈴子だったが、葬式に出てそんな元夫の最期の顔を見て、さらに氷雨からも伊麻との日々を聞き、この親子関係も少しずつ変わっていく。

これまで、それぞれの愛に優しく寄り添ってきた伊麻。そんな彼女が、愛する人たちの変化、そして、ある事件によって思いがけず氷雨のこれまで抱えてきた本心を知ったことで、自身の愛の形についてもう一度考え直す。

そして彼女はある決意をする——。

婦人公論.jp

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