八代目尾上菊五郎、祝幕贈呈のティファニーで結婚指輪も購入「人生の節目節目に…」
2025年5月29日(木)11時30分 オリコン
ティファニーで結婚指輪を購入していたことを明かした八代目尾上菊五郎 (C)ORICON NewS inc.
紋付袴姿で花道から登場した八代目菊五郎は、ティファニーから贈呈された祝幕を眺め感無量の表情。報道陣から「ティファニーのものは何かお持ちですか?」と問われると、「結婚指輪がティファニーでございます」と照れ笑い。「節目節目にティファニーさんのお品が我々家族の元にございまして、このように襲名の折に祝幕を像ていただけるなんて夢のような話でございまして、とても感激してこの場に立たせていただいております」と喜びを語った。
祝幕とは、今回のような襲名披露の際に、後援会や贔屓から俳優に提供される特別な引幕として、定式幕の替わりに用いられるもの。歌舞伎座では通常、黒・柿・萌葱の「定式幕(じょうしきまく)」を引幕(ひきまく)として用いる。
襲名興行の2か月目「六月大歌舞伎」での祝幕は、グローバルラグジュアリージュエラーであるティファニーからの贈呈で、日本画家で鎌倉女子大学教授の大河原典子氏が原画を手がけた。画題は「菊富士曙(きくふじあけぼの)」。