ミュージカル「レ・ミゼラブル」のワールドツアースペクタキュラー アンバサダーの別所哲也が熱く語った
2025年5月29日(木)20時16分 スポーツニッポン
俳優の別所哲也(59)が29日、大阪市内でアンバサダーに就任したミュージカル「レ・ミゼラブル」のワールドツアースペクタキュラー(8月7〜30日=東京・東急シアターオーブ、9月3〜14日、大阪・フェスティバルホールなど)への思いを語った。
別所は同作の主演、ジャン・バルジャン役を2003年から11年までつとめ「今も自分の心の中心にある」と言い切るほど心を寄せる。ワールドツアー…は、同作のロンドン初演40周年を記念し英語上演による特別バージョンで「映像を見ましたが“ただのコンサートでしょ?”って思ったら大間違い!照明といい迫力といい、新たなレ・ミゼラブルの神話が始まると言っても過言ではない」と熱弁を奮った。
革命へ向かうフランスを舞台に、一片のパンを盗んだバルジャンが長年の投獄をへて逃亡、市長に昇り詰めながらも数奇な運命をたどる半生を描くミュージカル大作。別所は「本当は(バルジャンと敵対する)ジャベール役でオーディションを受けたんです」と明かし、公演中は「回り舞台で足を踏ん張りながらアスリートみたいな日々でした。パンを盗む場面で、パンをオケピット(オーケストラピット)に落としちゃったこともあったなあ」と失敗談を懐かしみながら「今でも、できることならバルジャンをやりたいよ」と本気でアピールした。