藤井名人 指し直し局も角換わり 34手目で藤井勝利の第2局と合流

2025年5月30日(金)13時25分 スポーツニッポン

 将棋の藤井聡太名人(22)=王将を含む7冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑む第83期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)は30日、茨城県古河市の「ホテル山水」で第5局2日目が指し継がれ、午後1時から対局を再開した。午前10時59分、77手目で同一局面が4回相次ぐ千日手が成立。藤井の先手で指し直し、戦型は角換わりへ進んだ。

 両者による千日手は17、18日の第4局に続く2局連続。今期の戦型は第3局のみ矢倉で、それ以外は第1局から2度の千日手局も含めて角換わり。両者の得意戦法で棋理を突き詰めようとの意欲をうかがわせる戦型選択となった。

 そして昼食休憩明け、永瀬が3段目へ上がった金を34手目で引き、第2局と合流した。4月、東京・羽田空港第1ターミナルで指され、今回と同じ先手・藤井が141手で勝利した将棋の理解度が問われる指し直し局になった。

 昼食休憩時、持ち時間9時間から永瀬が5時間7分、藤井は4時間50分消費した。昼食メニューは藤井が七福カレーうどんと麦とろセット、永瀬は1日目に続く勝利の紅白うな重。

スポーツニッポン

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