エマ・ワトソン、エディ・レッドメインもJ.K.ローリングの反トランスジェンダー発言を批判

2020年6月11日(木)14時45分 シネマカフェ

エマ・ワトソン-(C)Getty Images

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反トランスジェンダー発言で大炎上中のJ.K.ローリングに対し、『ハリー・ポッター』ファミリーが批判の声を上げ始めている。

ダニエル・ラドクリフは長文エッセイで「トランスジェンダーの女性は、女性だ」と強調し、ローリングの発言を本人に代わって謝罪。同映画でチョウ・チャンを演じたケイティ・リューングもローリングの名前は出さずとも、トランスジェンダーを支持する内容の記事を紹介した。

ハーマイオニー役のエマ・ワトソンも「トランスジェンダーの人たちが、自分がどんな存在であるかというのは彼ら自身が決めること。誰かに“違う”といつも疑問を持たれたり言われたりせずに、人生を生きる権利があるのです」とツイート。

「私のトランスジェンダーのフォロワーにわかってほしいのですが、私やそのほかの世界中の人々は、ありのままのあなたのことを理解し、敬意を払い、愛しています」とエールを贈った。


また、トランスジェンダーの子どもたちのためのチャリティー団体「Mermaids」、フェミニスト基金の「Mama Cash」に寄付したことを明かし、フォロワーたちにも呼びかけた。

『ファンタスティック・ビースト』シリーズのエディ・レッドメインは「仕事でJ.K.ローリング、トランスコミュニティーのメンバーたちと組んできた人間として、自分の立ち位置をクリアにしたいと思います。ぼくはジョーのコメントには賛成できない」とローリングを名指しし、強く反論。

エディにはトランスの親友や仲間がいるといい、「彼らはアイデンティティに疑問を持たれることに辟易しているし、暴力や虐待に発展することも多々あります。ただ平和に暮らしたいだけなのです。いまがそうさせてあげるときです」と声明文を発表した。

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