ミニーマウスの声優を30年以上務めたルシー・テイラーが死去、享年75
2019年7月29日(月)12時16分 シネマカフェ
ディズニーのCEOボブ・アイガーは「ミニーマウスはルシー・テイラーの死去により、声を失いました。ミニーとルシーはともに、30年以上に渡って世界中の人を楽しませてきました。ミニーはグローバルなアイコン、ルシーはディズニーの伝説となり、いたるところのファンに愛される存在でした」とコメントし、ルシーのこれまでの貢献を称えて追悼した。
「Variety」誌によると、ルシーは1986年にオーディションで200人の中から選ばれ、ミニーマウスの声優に就任。テレビ、映画、ディズニーランド、アニメなど、数百のディズニーのプロジェクトに参加してきた。その間、1977年からミッキーマウスの声優を務めていたウェイン・オールウィンと1991年に結婚。ウェインは2009年に亡くなった。
ルシーは幼い頃、ディズニーランドを訪れた際にウォルト・ディズニーと出会ったことがきっかけで、ディズニーのために働きたいと思うようになったという。「ウォルト・ディズニーがベンチに座っていたから、私は自己紹介をして、ポップコーンを一緒に食べたの。お話ししている間に、彼が将来は何になりたいのって聞くものだから、『あなたのために働きたいわ』って言ったわ。彼は『OK!』って。それでいま、私はまさにそうしているのよね」と語ったことがある。